二胡奏者のチェン・ミン、ベストアルバムを発売

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ニューエイジ・ミュージックの先駆者であり、日本で二胡という楽器を一気にメジャーにしたチェン・ミンが、日本での演奏活動10周年を迎えた。

中国蘇州に生まれ、父から二胡の手ほどきを受けたチェン・ミンは上海でプロの演奏家として活躍後、1991年に来日。93年には共立女子大学に入学し、日本文化を学んだ。97年に大学を卒業し、2001年に東芝EMIよりアルバム『I wish -我願-』でデビュー。切なく優しく、懐かしいメロディを持つ「燕になりたい」が大ヒットし、アルバムは20万枚の売り上げを記録した。

現在までに計6枚のオリジナル・アルバムを発売しているが、このたび日本での演奏活動10周年を記念し、ベスト・アルバム『Wings - The Best Of Chen Min』を完成させた。

「今まで作ったアルバムからこの十年間の想いが積もった曲をまとめてみました。そのときの音色、気持ち、想い、全てが自分の歴史となる作品です」と本人は語っている。
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