V・パラディ、新作のアート・カヴァーはJ・デップ画

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フランスのシンガー/女優のヴァネッサ・パラディが2007年10月3日にリリースしたアルバム『Divinidylle』のアート・カヴァーには彼女の肖像画がフィーチャーされているが、これはパラディのパートナー、ジョニー・デップの手により描かれたものだという。

アルバムの最後を締めくくる(ボーナス・トラック入りの日本盤を除く)ラスト・トラック「Jackadi」には、彼女とデップの子供ジャックの声も収録されている。『The Times』紙のインタヴューで子供のことについて問われた彼女は、フランス人らしく「そういう質問はパーソナル過ぎる」と躊躇したものの、子供を持つことは「この世界で最も美しいこと」と語っている。

「彼らは正直でリアルで、愛情は膨らむばかりよ。これに勝ることなんてある?」またデップとの関係については「私たちの物語は愛と友情が結びついたもの。誰も、私たちが愛し合うようには愛し合ってないって印象を持ってるわ」と続けた。

パラディとデップは結婚はしていないものの、すでに10年近く交際、2人の子供をもうけている。関係を長期間継続させる秘訣――世界で最もセクシーな男性の1人デップを魅了し続ける彼女の言葉には説得力があるかも――は「そうね、どんなことも当然だなんて思わないことね。その人物がずっと一緒にいると思うと、努力しなくなるでしょ。(でも)どんなものだって絶え間なく成長し続けてるものよ。しっかり目を開いていなきゃ。いっぱいリスペクトして、いっぱい話を聞く」ことにあるそうだ。

パラディの5枚目のアルバムとなる『Divinidylle』は、前作『Bliss』から7年ぶりとなる作品。フランス、ベルギーでNo.1を獲得した。14歳のとき「Joe Le Taxi」('87年)でフランスのみならず世界中のポップ・ファンを魅了したベイビー・ヴォイスはいまも健在だ。

Ako Suzuki, London
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