2008年6月、ロンドンのギャラリーで、ボブ・ディランの絵画展示会<The Drawn Blank Series>がスタートする。音楽だけでなく、絵の才能も豊かなディラン。作風には孤独感が漂っているという。

展示されるのは、'89~92年、ディランがツアー中に描いた素描や水彩画など。移動に次ぐ移動のツアーの合間に描かれた作品には、根無し草となった当時のディランの心境が反映しているのかもしれない。ギャラリーのスタッフは「はかなさ、よりどころの無さ、そしてときに孤独感が漂う人や物体、場所が描かれている」と話している。「アーティストの心の中を垣間見ることができる素晴らしいチャンスだ」

ディランの絵画展はすでに2007年、ドイツの美術館で開かれており。高い評価を得ている。当時、ディランは「イングリット(ドイツの美術館の学芸員)が興味を示さなかったら、これらの作品をあらためて見直していたかどうかわからない」と話していた。「イングリッドが僕の絵画に興味があるって知って、嬉しかったよ」

展覧会は6月14日から、ロンドンのHalcyon Galleryで開かれる。

Ako Suzuki, London