パール・ジャム、チャリティ・ギグで3億円を集める

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パール・ジャムが火曜日(7月1日)、貧困撲滅チャリティRobin Hood FoundationのためNYのベーコン・シアターでスペシャル・コンサートを開き、300万ドル(約3億2,000万円)もの寄付金を募ることに成功した。

チケットは、100ドルの寄付金を払った後、最低料金250ドルから購入することができた。フロントマンのエディ・ヴェダーによると2,250ドル(約24万円)払った人もいたという。

パール・ジャムは2,800人の観客を前に、26曲をプレイ。「Last Kiss」「Wishlist」「Black」「Given To Fly」といったヒット曲のほか、ニール・ヤングの「Harvest Moon」、ボブ・ディランの「Masters Of War」、ザ・フーの「Baba O'Riley」などのカヴァーも披露したそうだ。Billboard.comによると、前夜、ボストンで2時間半の公演を終えたばかりで疲れきっていたヴェダーは「ステージに上がるためにステロイド注射が必要だった」と話したという。

パール・ジャムのツアーはこの夜をもって、ひとまず終了。ヴェダーはこの後、ソロ・ツアーをスタートするという。2007年、映画『Into The Wild』のサウンドトラックとしてソロ・アルバムをリリースし、グラミーやゴールデン・グローブ・アワーズにノミネートされるなど高い評価を得た彼は、4月に西海岸で10公演のソロ・ツアーを行なった。今回は、反対側のシカゴ、ニューヨーク、ワシントンなど東部(カナダ公演もあり)が中心となる。ショウは8月1日にマサチューセッツでスタート。現在のところ3週間で14公演が予定されている。

Ako Suzuki, London
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