ブラーのアレックス、ブラーの新作よりクラシック?

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デーモン・アルバーンとグレアム・コクソンの仲が復活したことで、オリジナル・メンバーによるブラーの再結成が期待されているが、今度は以前からそれを望んでいたベースのアレックス・ジェームスに心変わりが生じたようだ。彼はいま、ポップ・ミュージックを作るには“年を取り過ぎた”と感じているそうだ。

アレックスはQラジオにこう話したという。「オーケストラとのアルバムを作ろうかと思っている。田舎で暮らすようになって、突然、バイオリンやフレンチ・ホーンの音が好きになり、ドラムを嫌うようになったんだ。ドラムにはウンザリだ。うるさ過ぎる」

「自分の中にはアークティック・モンキーズでいたいとか、ポップ・ミュージックはクールだって思い続けたい気持ちはいつだってある。でも、ジーンズやスニーカーを捨て去り、自分はリリー・アレンには年を取りすぎてるって認め始める時期が来るもんだ。ポップ・ミュージックっていうのは“君を永遠に愛してる。一緒に逃げよう”って感じだろ。俺はそれを少しやったかな。逃げて、次の段階に到着した。それって“おい、一緒に逃げたよな。今じゃ俺ら、オシメに囲まれてる。バイオリンはどこだ?”ってことさ」

デーモンは先日、オリジナル・メンバー4人でリハーサルを行ないたいと話していた。そこでアレックスの気が変わることを願おう。

Ako Suzuki, London
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