イギー・ポップ、親友ロン・アシュトンを追悼

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イギー・ポップが、ザ・ストゥージズのバンド・メイト、ロン・アシュトンの死後初めて行なわれたインタヴューで、親友の死を哀悼した。ポップは、アシュトンが自宅で亡くなっているのを発見された直後「ショックだ。俺の親友だった」とだけコメントしていた。

Gigwiseによると、彼はデトロイトのラジオ局のインタヴューでこう話したという。「(彼の死を)考えない限り、俺は大丈夫だ。それを考えてしまうと、大丈夫じゃなくなる」「彼は、ユニークなサウンドを生み出し、楽器や作曲に対して独自のアプローチを展開した。それらは初め、誰も理解できなかったんじゃないかな。でも、時が経って別の世代に受け入れられた。多くのミュージシャンが、ロンが開拓したことからインスピレーションを得ていると思う」

ポップはその例として、「ソニック・ユース、スマッシング・パンプキンにもちょっと…、それにニルヴァーナ」の名前を挙げたという。

アシュトンは2009年1月6日、ミシガンの自宅で亡くなっているのが発見された。死後数日経過しており、死因は心臓発作だとみられている。アシュトンはポップと一緒にザ・ストゥージズを結成。その仲は30年以上にも及んだ。

Ako Suzuki, London
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