スガ シカオ、怒涛の全国ツアー終了

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2008年10月のホール公演からスタートしたスガ シカオのライヴツアーが、2009年1月15日の単独弾き語り公演で最終日を迎えた。

このツアーは、2年振りのアルバム『FUNKAHOLiC』を引っさげつつも、ホール公演とオールスタンディングのライヴハウス公演、そしてスガ シカオ単独弾き語り公演という、異なる3スタイルを同時進行で行なっていた全国ツアー。それぞれ<Suga Shikao TOUR 2008 “FUNKAHOLiC”><SUGA SHIKAO FUNK FIRE'08><Suga Shikao Hitori Sugar Tour 2008 Vol.10-15>というタイトルがつき、全国32公演総動員数6万人という大規模なライヴツアーであった。

「盛岡は寒いですねー。真っ白な雪景色に新幹線降りていきなり出鼻をくじかれました(笑)。今日は<Hitori Sugar>ということで僕以外は誰も出てきません。ライヴというよりは僕の部屋に遊びに来たというような気持ちで楽しんでいってください」と、最終日とは思えないリラックスした雰囲気からライヴは始まった。

「今日は皆さんが聴きたい曲というよりは、ギター1本で出来る曲を中心にやります。だからいきなり「あまい果実やってー」とか言われても出来ません(笑)」

スガ シカオの単独引き語り公演とだけあって終始アットホームな雰囲気かと思えば、代表曲「黄金の月」や日本テレビ系「NEWS ZERO」のテーマソングとして話題になった「春夏秋冬」と、ライヴが進むにつれ、スガの歌声とギターの音色で会場の温度はどんどん上がっていった。

本編最後の大ヒット曲「午後のパレード」では会場が総立ちになり、アンコール曲はファンの間で人気の高い「これから むかえにいくよ」「このところちょっと」を披露した。ライヴ終了後も、会場から出ようとしないファンに向けて再び登場し「愛について」を熱唱、長かったライヴツアーの幕が閉じた。

「僕は2008年2つの賞をいただきました。ひとつはベストメガネドレッサー賞サングラス部門。もうひとつは男性ソロ12作連続アルバムトップ10入り。尾崎豊さんに並んで歴代1位だそうです。これもせせこましく働いてきた賜物ですかね?(笑)」と会場を沸かせたスガ シカオ。

2009年の活躍ぶりにもまた是非期待したいところだ。

<Suga Shikao Hitori Sugar TOUR’2008 Vol.10-15>
2009年1月15日(木)@盛岡CLUB CHANGE WAVE
M1.あだゆめ
M2.nobodyknows
M3.June
M4.アーケード
M5.月とナイフ
M6.潔癖
M7.フォノスコープ
M8.Hop Step Dive mc
M9.バクダン・ジュース~FUNKAHOLiC
M10.黄金の月
M11.春夏秋冬
M12.夜空ノムコウ
M13.19才
M14.アシンメトリー
M15.Tank You
M16.コノユビトマレ
M17.ヒットチャートをかけぬけろ
M18.午後のパレード
EN1-1.セッション
EN1-2.これから むかえにいくよ
EN1-3.このところちょっと
EN2-1.愛について
※この全ツアーの模様を凝縮した番組がWOWOWにて放送決定。
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