マイケル・ジャクソン、ロンドンでのファイナル公演を発表

現在、ロンドンに滞在中のマイケルは木曜日(3月5日)、そのO2アリーナで記者会見を開き、集まったジャーナリストやファンを前に「このショウが、ロンドンでのファイナル・パフォーマンスになる」と宣言した。「確かです。僕がこれまでといったら、これまでです」この言葉通り、公演には『This Is It』とのタイトルが付いているそうだ。
BBCによると、コンサートの初日は7月8日。これまでの集大成となるようだ。マイケルは「ファンが聴きたい曲をパフォーマンスします。ファイナル・カーテン・コールです」と話している。マイケル自身は、コンサートの回数を明らかにしていないが、すでに地下鉄の駅などに張られたポスターには10公演と記されている。
ここ数日、マイケルがコンサートの日程を発表するとの噂が流れており、マイケルが滞在するホテル前には多くのファンやマスコミが待機。マイケルのソックリさんが現れ、物まねを披露するなどの余興(?)もあった。
マイケルが最後にフル・コンサートを開いたのは2001年(30周年記念コンサート)。ツアーを行なうのは12年ぶりとなる。チケットは3月13日から発売。ようやくのカンバックにしてラスト。記録的な速さで売り切れることだろう。
「愛してるよ。僕がみんなを心の底から愛してるってこと、本当にみんなにわかってもらいたい。これまでだ。7月に会おう」──マイケル・ジャクソン。
Ako Suzuki, London
この記事の関連情報
マイケル・ジャクソン、『スリラー』40周年記念盤の発売決定
ザ・ストラッツ、パリス・ジャクソンとコラボした新曲の音源公開
英国BBCラジオのリスナー、80年代のベスト・アルバムにU2の『ヨシュア・トゥリー』を選出
パリス・ジャクソン、一緒にデビューしたボーイフレンドと破局?
パリス・ジャクソン「いつも兄に認めて欲しかった」
パリス・ジャクソン、ザ・サウンドフラワーズのデビューEPを発表
NONA REEVES 西寺郷太、ヒプマイの音楽的魅力を語る。次回はマイケル・ジャクソン
マコーレー・カルキン「マイケル・ジャクソンは何もしてない」
『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、マイケル・ジャクソンのバイオグラフィ映画を計画
