<LOUD PARK 09>でついに姿を現した、LIV MOON

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<LOUD PARK 09>でその姿を初めて目にし、その声を初めて耳にし、雷に打たれるがごとくファンになったオーディエンスもたくさんいるのではないだろうか。そう、LIV MOON(リブムーン)だ。


◆<LOUD PARK 09>でついに姿を現した、LIV MOON ~写真編~

元タカラジェンヌで現在モデルとしても活躍するAkane Liv(岡本茜)が、日本初のシンフォニック・メタル・プロジェクトLIV MOON(リブムーン)として10月17日に幕張メッセに降臨、<LOUD PARK 09>にその姿を見せた。

このステージが記念すべきデビューライヴとなるものであり、まだ一般販売CDも出していない。リリースもなくライヴも未経験という実体のないバンドにもかかわらず、デモテープの音源のみで、今回の<LOUD PARK>の出演が決定したという逸話は、ひとえにヴォーカルAkane Livに対する高い評価と強い期待に他ならない。

Akane Livは、ポーランド系スウェーデン人の父と韓国系日本人の母の元、スウェーデンのイェーテボリで生まれた。宝塚音楽学校に首席入学、卒業後は宝塚歌劇団の雪組に所属し、神月 茜(かみづき あかね)の芸名で活躍。退団後の2004年には、シェイクスピアと声楽を学ぶ為に渡英留学し、留学先のロンドンでは、クラシックの若きソリストが集う<Beckenham Festival>にて「SINGER OF THE YEAR」を受賞したことで、世界的に大きな注目を集めた。

そんな体験は、彼女をさまざまな音楽への刺激を与えた。留学時にいろんな舞台や音楽を通じてシンフォニック・メタルへの憧れを抱いたというLivは、帰国後に様々な活動のなかで音楽プロデューサーをつとめる西脇辰弥と出会いプロジェクトの立ち上げを決意。2009年にシンフォニック・メタル・プロジェクトLIV MOONを結成したというのが結成のいきさつだ。

当日のステージにはプロデューサーの西脇辰弥のほか、“手数王”菅沼孝三や元イエローモンキーの広瀬“HEESEY”洋一ら豪華ミュージシャンとともにステージに立ち、ステージに詰めかけた500人以上の観客を前に、堂々としたパフォーマンスを披露。ライブ終了後の握手会には150人近い参加者が列をつくるなど、大きな反響を呼び起こした。

そんな初ライブにつられるように、10月14日に発売されたタワーレコード限定CDの売上も急上昇し、タワーレコードインディーズチャート10位にランクインしたほか、花王「美容入浴液 エモリカ 蜜肌」CMソングとして楽曲が起用されるなど、早くも多方面でざわめき始めている。

元タカラジェンヌや声楽留学という異色の経歴も、彼女の歌を聴けば一発で納得するところだろう。美しく安定感抜群の4オクターブの歌声。どこまでも伸びるパワフルでつややかなソプラノヴォイス。<ロレアル プロフェショナル2009 秋冬コレクション>など、モデルとしても活躍する類まれなる美しさもまた、LIV MOONの輝ける魅力のひとつだ。

LIV MOONは、12月16日にファーストアルバム『Double Moon』をリリースする予定だ。ちょっとした嵐が吹き荒れるぞ。
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