ONE☆DRAFT、切ない感動が胸にあふれ出す最高のキラーチューン「ワンダフルデイズ」リリース特集

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ONE☆DRAFT テレビ東京系アニメ『銀魂』エンディングテーマ最新シングル「ワンダフルデイズ」2009.11.11 リリース特集

この歌詞にウソはない悩みと正面からぶつかりポジティヴな生き方を追い求める切ない感動が胸にあふれ出す最高のキラーチューンが完成

ONE☆DRAFTの新曲「ワンダフルデイズ」は、軽快な四つ打ちのビートと、せつないメロディを組み合わせたキャッチーな曲。その歌詞の中に織り込まれたメッセージは、現代の無味な生活に疲れた人を励まし、未来の希望を見せてくれる。この曲に込めた深い思いを訊く大特集だ。

──カップリング「のら猫達は知らない」はどんな曲ですか。

LANCE: これも、価値観ですよね。言ったら「ワンダフルデイズ」も近いところがあるんですけど、価値観をいろんな角度から見ることによって、「そういう見方があるんだ」とか、「そういうふうに考えるとポジティヴだな」とか、いろんな人たちの考え方があるわけで。その中の一つとしての、のら猫の目線ですね。のら猫が本当のことを言うかどうかは別として、こういった目線で考えると、車にひかれて死んだのら猫を見ても、それをかわいそうだと思っていいのかな? とか、そういうことですね。

RYO: 「ワンダフルデイズ」では、生きてるだけですばらしいと思うんですけど、カップリングを聴いてみると、死んでから幸せと思えることもあるのかな? ということを思いましたね。

DJ MAKKI: 何を幸せに思うかということですよね。小説を読んでいるような感じを受けましたね。

──もう1曲「Letter」はどうですか。

LANCE: ファンからもらった手紙に、返事を書くつもりで書いたんで。ブログをやってるといろんなコメントが寄せられて、「勇気付けられました」とか、「今度ライヴ行きます」とか、いろんなコメントを見て、僕らはそれを食っていってるので。いつもおなかいっぱい食わせてもらってるので、それに返事を書くつもりで。

──この歌詞も、さっき言ったみたいに歌詞カードを見ないとわからないテンやマルがあって、ちゃんと手紙になっている部分にこだわりを感じます。

LANCE: 好きじゃないと歌詞カードは見ないと思うので。ダウンロードして聴いてもらうのもいいんですけど、何気にカラオケで歌ってみて「これ、失恋の曲だったんだ」とか、あるじゃないですか。歌詞カードも手紙も読むものだし、だからこの曲だけ歌詞が手書きなんですよ。文字としてタイプでパチパチ打ったものじゃなくて、書くものなのかなって。いつも歌詞を書く時は手書きなんですよ。わかんなかったら、そこに絵も描いて。そういうのって大事ですよね。

──今回は3曲とも、イケイケというよりはグッとメッセージをかみしめるタイプの曲が揃いました。

LANCE: たまたまですかね。曲を出し始めて3年弱ですけど、昔からあまり変わってないんですよね。最初の頃の曲でも、恥ずかしいとかはあんまりないんですよ。「フルサト」のカップリングが「ワンダフルデイズ」だったとしても、おかしくないと思うし。そういう感じですかね。

──11月23日からは全国5か所のツアーがあります。どんな気持ちで臨みますか。

DJ MAKKI: ツアー自体が初めてなので、ワクワクしてます。一緒に楽しめればいいなと思ってます。

LANCE: 体調を壊さないことだけ考えて。みんなで楽しめればいいかなと思います。でも体調を崩すかもしれないので、毎回最終日だと思ってやらせてもらいます。

RYO: 普段と何も変わらず、現状の僕らを見せられたらと思います。前回のワンマンでは、お客さんをちょっと笑わせるようなこともやれたらいいねということで、衣装を着たりすることもあったんですけど、今回はライヴ中心で行きたいですね。ストレートに。

DJ MAKKI: とか言いつつ、カブリモノとか着てたら受けるよね。

RYO: そこ、ありえなくはないので(笑)。

DJ MAKKI: けっこうノリでやっちゃうんで、僕らも(笑)。

取材・文●宮本英夫

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