モリッシー、客席からボトルが投げ込まれコンサートを中止

ポスト
モリッシーが、客席から投げ込まれたプラスティックのグラスが頭部に直撃し、スタート2曲目にしてショウをキャンセルした。

モリッシーは土曜日(11月7日)リバプールのEcho Arenaでパフォーマンス。2曲目の「Black Cloud」を歌う最中、オーディエンスと握手をしようとステージ前部でかがんだところ、客席から投げ込まれたプラスティックのグラスが頭部を直撃した。立ち上がったモリッシーは、バック・バンドが演奏を続けるのを無視し「グッドバイ」とだけ言ってステージを去ってしまった。映像を見る限り、投げ込まれたグラスの中にはドリンクが入っていた模様。

その後、オーディエンスから「モリッシー、モリッシー」という掛け声が上がったものの、15分後にコンサート中止のアナウンスが流れたという。

会場のマネージャーは「1人の軽率な行ないがコンサートを中止させ、何千人ものファンにとって素晴らしいものとなり得た夜を台無しにてしまったのは非常に残念だ」と話している。警察へも報告したという。

モリッシーはこの夜「土曜日でリバプールで雨が降っている。完璧だ」と上機嫌でショウをスタートしたといわれている。月曜(9日)からスタートするヨーロッパ・ツアーに影響が出るのかは未定。

モリッシーは10月末、スウィンドンでパフォーマンス中に呼吸困難で倒れ、ショウを中止。大事にはいたらずツアーが再開され、ファンをほっとさせたばかりだった。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報