グラミー賞候補シンガーに児童わいせつスキャンダル!

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先日発表された第52回グラミー賞に3部門でノミネートされているR&Bシンガーのプレジャー・P(Pleasure P)に、児童わいせつスキャンダルが持ち上がっている。

先月末に、ローラ・ゴールドスタイン(Laura Goldstein)という女性が、弁護士をしている自分の父親が2006年に児童わいせつ容疑で訴えられたプレジャー・Pを弁護したが、その弁護料がまだ支払われていないばかりか、脅迫を受けているとTwitter上で述べ、当時の裁判記録の写真を公開した。この女性の説明によれば、2006年の児童猥褻の事件では4歳の女の子が被害に遭い、警察が駆けつけたときは彼がもうひとりの女の子に手を出すところだっという。また、彼はこの事件について弁護士の家族だけでなく、当時彼が在籍していたグループのプリティ・リッキー(Pretty Ricky)のメンバー(彼の異母兄弟)にも口外しないよう約束させたという。この女性は、この児童わいせつの件がきっかけとなって彼はグループを辞めることになったが、事件が口外されなかったためソロ・アーティストとして契約ができたのだとも説明している。

これに対しプレジャー・Pは、この噂は100%でたらめで、当時の裁判記録とされるものもでっちあげであること、彼はゴールドスタインという姓の人間に弁護を頼んだこともなければ知り合いにもいないと完全に否定した。しかし、プリティ・リッキー側は、「残念ながらプレジャー・Pの弁護士の要請により、この件について話すことはできない」としながらも、「我々が彼をグループから追い出したのだということは知っておいてほしい。彼は自分の意志でグループを去ったわけではない」というコメントを発表している。またTwitter上では、メンバーのひとりが「誰がそんなこと言ってるんだ?! これは秘密の話なのに!」と述べていたことが判明しており、プリティ・リッキー側が事実上、この事件が事実であると認めたと言われている。さらに、プレジャー・Pが自分の姪にも猥褻行為を行い、2004年に訴えられたことがあるという話も一部で報じられている。

プレジャー・Pは、人気R&Bグループのプリティ・リッキーの元メンバーで、現在はソロ・シンガーとして活躍中。今年、ソロ・デビュー作"The Introduction Of Marcus Cooper"(邦題『マーカス・クーパーの告白』)を発表した。グラミーには最優秀R&B楽曲賞、最優秀コンテンポラリー・R&Bアルバム賞、最優秀R&B・ヴォーカル・パフォーマンス賞の3部門でノミネートされている。

2010年2月1日(月)WOWOW放送
独占生中継 午前9:30[同時通訳]
同日リピート放送 夜9:00[字幕]
◆WOWOWウェブサイト

◆プレジャー・P Artist Info(notrax)
◆プレジャー・P Artist Video(notrax)
text by notrax
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