いきものがかり、1万人の大合唱に感動

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「YELL」が持つ歌の魅力と、多くの人で合唱することの楽しさを味わっていただこうという思いのもとに企画された<いきものがかりと一緒に「YELL」を歌おう>イベント。

会場は、有名海外アーティストや多数の国内有名アーティストがイベントを行ってきた、ラゾーナ川崎・ルーファ広場。クリスマスイブ前日の祭日ということもあり、ただでさえ買い物客で賑わう会場には、いきものがかりと少しでも近くで一緒に歌いたいというファンが朝から殺到。実際のイベント時にはテラスにも人が溢れかえり、最終的には1万人もの人々が集まった。(公式発表)

メンバー3人がステージに登場すると、今のいきものがかりの勢いを象徴するかのように、1万人から割れんばかりの大歓声が上がる。ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記(よしだひさのり)氏の司会進行により、自己紹介を終えた後に、まずは歌入りの音源を流しながら、歌うパートや歌詞などを1万人全員で確認。最初は恥ずかしそうにしていた観客たちも、ヴォーカル・吉岡聖恵の「今日は日ごろの嫌なことも歌にぶつけて、いい年を迎えられるようにしよう!」との声に次第に歌声は大きく、会場はあたたかい空気に包まれていった。

そして、男性・女性で分かれて掛け合いで歌うという難易度の高い大サビのパートを何度か確認し、最後に通して練習した後、いよいよいきものがかりと1万人の大合唱の本番へ。

大きな会場でのライヴも何度も経験しているいきものがかりだが、1万人もの人たちと合唱をするのは初めて。次第に熱を帯びながら一つになったサビでは、左右に大きく手を振りながらメンバー3人と1万人との合唱が完成した。

「こんなに多くの人たちと一緒に歌ったのは初めて。みんなの歌声からたくさんパワーをもらいました。これでいい年が迎えられそうです!」──吉岡聖恵

「僕たちは2009年で結成10周年。その節目の年に、自信作と言えるアルバムができました。2010年はそのアルバムを引っさげて、日本全国の全47都道府県をまわるツアーに出かけるので、是非遊びに来てください。また会いましょう」──野良樹(「YELL」作詞・作曲者)

「僕らは路上ライヴ出身。路上には子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで男女問わず色々な世代の人がいる。今日も本当に幅広い世代の人たちが集まって一緒に歌ってくれて嬉しかった」──山下穂尊

メンバーそれぞれに“1万人の大合唱”の感想を語った後、CD購入者を対象に<ハイタッチ会>を実施。憧れのメンバーを目の前にして泣き出すファンの姿もあるなか、全国から集まったファンと合唱だけでなく、ひとりひとりと触れ合うことで交流を深め、イベントは大盛況で終了した。

◆いきものがかりオフィシャル・サイト
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