桜散る季節にBARKS編集部ガチンコ企画「この曲、自腹で買いました」BARKS編集部(望)編

「せっかくいいオーディオセットが編集部にあるんだから、何か気になるCDを買ってきて聴いて記事を書いてみては?」という編集長の提案により始まった当企画。普段は気になる作品はamazonで大人買いをしているのですが、せっかくなので今回は「CDショップ立ち寄り」という音楽媒体的な文句で堂々の午後出社を決め込み、渋谷の某CDショップで2時間ほど至福のショッピング・タイムを満喫。そして選んだ一枚が、4月21日発売のCurly Giraffeの4thアルバム『Idiots』です。
Curly Giraffeとは、音楽ファンの間ではすでに紹介無用のベーシストにしてコンポーザー、高桑圭一さんのソロ・プロジェクト。『Idiots』はその4作目のオリジナル・アルバムなんですが、これがもぅ、カッコイイ! の一言に尽きます。
自身のバンドであるGREAT3やHONESTY、そして近年では木村カエラ、Rie fuなどの客演でも心踊る存在感を示しながらも、サウンド的に“出過ぎない”奥ゆかしい佇まいがまた高桑氏の音の好きなところなんですが、本作もまたしかり。
何かを予感させる映画のオープニングのようなM1「Roaring Forties」から、西海岸の昼下がりを思わせる爽やかな微熱を帯びた「123 4 U」、ムーディーにチルアウトするインスト「Lack Decision」、アコギと僅かなシンセで構成されたメロウ・チューン「Dunce Cap」など、どの楽曲にも音色にも厭味がなく実に心地よい。ウェットなリバーブやクリアトーンのギターの響きが、自宅のオーディオよりも鮮明に聴こえたことも、本作の心地よさを倍増させてくれたことは確かです。

◆Evidence MM01A詳細ページ
◆Diga Rhythm Band『Diga』CD情報
BARKSオーディオ

◆プレーヤー:LUXMAN「D-N100」
◆アンプ:LUXMAN「SQ-N100」
◆スピーカーケーブル:SUPRA「CLASSIC 6.0」
◆RCAケーブル:SAEC「SL-2000」
この記事の関連情報
【2020年をBARKSニュースで振り返る】ライブレポートTOP10 編
【2020年をBARKSニュースで振り返る】インタビューTOP10 編
日本レコード協会が、違法音楽アプリの根絶サイト開設で現状に警鐘
【特別企画】音楽メディアの編集長たちによるプレイリスト人気投票バトル結果発表
【プレゼント企画】お気に入りのプレイリストに投票して最新ワイヤレスイヤホンSudio「ETT」を当てよう
<YOU MAKE SHIBUYA クラウドファンディング>、「GUCCIMAZE」「EVISEN SKATEBOARDS」「YouthQuake」によるオリジナルデザインTシャツの新リターン登場
【特別企画】音楽メディアの編集長たちによるプレイリスト人気投票バトルを開催
dublab.jpのwebサイトがフルリニューアルオープン
【コラム】「練習しないと演奏できない」を打ち破る楽器、インスタコード
