ICONIQ、一歩踏み出す勇気を見せるMINI ALBUM「Light Ahead」特集

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ICONIQ

MINI ALBUM「Light Ahead」 2010.09.15 In Store

INTERVIEW

──1stアルバム『CHANGE MYSELF』という作品自体にも、今まで発表してきた楽曲も、それぞれにメッセージがこもっていましたが、今回の「Light Ahead」では何を届けようと思いましたか?

ICONIQ:『CHANGE MYSELF』は、マイセルフ=自分自身ということで、自分の人生とか気持ちを表した曲が多かったんですよね。今作では、そこからもう一歩踏み出せた時の気持ちだったり、デビューしてから一歩進んで、ちょっと変化のあるICONIQの曲が四曲新たに収録されているんです。音楽を通した上での自分の心境の変化が伝わるんじゃないかな……と。一歩踏み出すことの大変さだったり、でも歩いてみたら世界はすごく変わっていて、今までの自分が見ていた世界とはまったく違うところにいるってことだったり、そういうことをすごく伝えたいと思ったアルバムです。

──デビューしてからの心境の変化って?

ICONIQ:大々的にデビューをさせてもらったこともあって、自分の中でも大きなプレッシャーがあったんですよ。街を歩くとベイビーショートの自分の大きな看板があったりして、その自分を自分が見ている風景って、すごく変な感じがして。あそこにいるICONIQに負けないようにとか、見かけ倒しにならないようにしなければいけないなっていうプレッシャーが大きかった。そういった意味でも、ゼロから生まれ変わった自分を表現したかったんですよね。まだまだ長い道のりですし、これから進んでいかなければならない道もたくさんある。今は一歩踏み出して、違った世界を見ている気もします。

──今、プレッシャーは?

ICONIQ:まだ少しはあります。生まれたときからICONIQだったわけではないので、作り上げていかなければいけない部分もあるんですね。私自身、“ICONIQってどんな人なんだろう?”って、存在自体を掴んでいかなければいけない。1stライヴのときにも、制作期間中にスタッフの方と色んな話をして、“こう見せたらいいんじゃない?”とか、このメッセージを伝えたいから、衣装とか見かけではなく、ちゃんと歌で伝えようとか。自分が伝えたいのは“変わったこと”……チェンジ出来た自分。ライヴを経て、そこをもう一回明確に見れたんですよ。その期間があったからこそ、ICONIQに近づいていっている気がするんです。

──そんな中で出来た今作なわけですね。全体を通して、強い女性が描かれていますよね。「BYE NOW!」とかはドジっぽいけど、身近な存在の女性が描かれていて。でもやっぱり強いなぁと思います。女性が元気になる作品ですよね。

ICONIQ:「TOKYO LADY」もそうなんですけど、同じ女性に対して“もっと頑張って!”っていうメッセージが多いんですよね。「TOKYO LADY」の場合は、私の出発点が東京ということもあるので、東京というフレーズを入れたんですけど、聴いてくれる人たちにも思い入れのある場所って絶対にあると思うので、その地点に置き換えて聴いてほしいです。7曲を通して、女性目線の曲が多いですね。

──世代を問わず女性が共感しますよね。「TOKYO LADY」は何かを捨てて、新しい場所に歩いて行く力強さを生き生き描いているし。

ICONIQ:自分が伝えたいことって、さっきも言ったように“変わる”ってことなんですよ。変わるって簡単なことではないですし、明日変わろうとか、そういうことも無理じゃないですか。私は、変わる=強い女性だと思っているんですね。弱い自分や失敗した自分を認めてこそ本当に強い女性なんじゃないかなって思うし、私もそうなりたい。過去の経験……例えば恋愛で失敗したり、弱音を吐いていた自分もすべてひっくるめて自分であって、もう一歩踏み出そうよっていうことを唄っています。自分の人生の全てを尊重して“今”を描いた曲ですよね。

──タイトル曲は「Light Ahead」ですが、「Ahead」は未来を差しているんですね。

ICONIQ:そうですね。人生、まだまだ道のりは長いけど、どの道を選ぶかは自分の選択次第。寄り道をしても遠回りをしても、それは自分次第だと思うし、逆戻りしてもいいんじゃないかと思うんです。そういった意味で、この曲では自分なりの道を表現したかったんです。どの道にも先には光があると思う。希望や夢であったり。歩くスピードは関係ないし、ゆっくりでも一歩を踏み出していくことを唄いたかった。

──この曲のPVが素敵ですよね。

ICONIQ:今回、PVは「TOKYO LADY」「Light Ahead」「Kiss & Cry」の3曲をロスで撮影したんです。1週間くらいの滞在で、毎日撮影ですっごいハードでした。「Light Ahead」は2日間かけてロケで撮影したんですよ。あとの2曲は1日ずつだったんですけど。

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