iPhoneやWebブラウザでも操作が可能、DLNA対応のネットワークオーディオプレーヤー「NP-S2000」

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ヤマハは、パソコンやNASに保存した音楽ファイルをはじめとするネットワーク上の音楽データをピュアオーディオグレードの高音質で再生するネットワークプレーヤー「NP-S2000」を、11月中旬より発売する。

ネットワークプレーヤー「NP-S2000」は、ヤマハがこれまで培ってきたネットワークオーディオ技術を駆使し、ネットワーク上の音楽ライブラリーを高音質かつ快適に再生することを目指したピュアオーディオグレードのHiFiソースコンポーネント。ヤマハHiFiの伝統を受け継ぐ正統派の高級ディスクプレーヤー「CD-S2000」などを擁する「S2000」シリーズの新たな一員として、登場することとなった。

手持ちの音楽CDからの取り込み(リッピング)や、インターネット経由でダウンロード購入などで、パソコンやNASにストックした膨大な音楽ライブラリーの中から聴きたい曲を素早く検索して本来の音質で楽しめるほか、インターネットラジオを快適に聴取できるvTunerもサポートする。組み合わせる外部機器はDLNA準拠の市販製品を幅広く使用できるのもポイント。使用環境や好みに合わせた最適なシステムが無駄なく構築できる。

iPhoneで操作できるのもユニークなところ。WiFi機能を内蔵したiPhone(iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4対応)やiPod touchをリモコンのように使って、市販のWiFiルーターとネットワーク接続した本機をスタイリッシュに操作できるのだ。もちろん、再生/停止や音楽ライブラリー選曲、インターネットラジオ選局などの基本操作は付属のリモコンでも行なえる。

さらに、iPhoneやiPod touchを使って聴きたい楽曲に素早くアクセスし、膨大な音楽ライブラリーを快適に楽しめる専用iPhoneアプリ「Network Player Controller」も用意。また、パソコンにインストールされたWebブラウザーを使って本機にアクセスして同様の操作を行なうことも可能だ。そのための専用設定ソフトとして、同一ネットワーク上のNP-S2000を検索してWebブラウザー制御を簡単に立ち上げることができる「Network Player Search」も用意する。これらに加え、製品に同梱(ライセンスキーとして提供)のTwonkyMedia serverをインストールすれば、パソコンに保存されたiTunes音楽ライブラリーの再生にも対応する。

ドライブメカニズムを内部に持たないネットワークプレーヤーは、オーディオ機器として高いS/Nを追求できるほか、再生時のデータ欠損が発生しないなど音質面で多くの利点を備えている。また、NASやパソコンなどを別室に置けば、気になるメカニズム駆動音も排除することが可能だ。また、左右独立・差動方式D/Aコンバーター、アナログ全段完全バランス伝送による高音質設計も大きな魅力だ。その他の特徴は以下のとおり。

・DLNA1.5準拠、Windows 7対応
・96kHz/24bit再生対応
・WAV、WMA、FLAC、MP3、AACと幅広い音楽ファイルフォーマットに対応
・ヤマハHiFiコンポーネント「S2000シリーズ」共通のアルミフロントパネルとナチュラルバーチ・サイドウッド(天然木全面突板仕上げ)、アルミ無垢ダイヤルなどを採用
・パネル高さ50mm(レッグ部を含む全高69mm)のスリムで高品位なスタイリング
・設置を安定させ外部振動に対して優れた効果を発揮するスパイク/パッド選択式の特製メタルレッグ
・日本語表示対応フルドットFLディスプレイ

◆ネットワークプレーヤー NP-S2000
価格:208,950円
発売日:2010年11月中旬

◆NP-S2000 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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