リンキン・パーク、アリゾナ銃撃事件を語る

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リンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントンが、1月8日にアリゾナ州トゥーソンで起きた銃撃事件について語った。食料品店の前で男が銃を乱射した同事件では、子供を含む6人が死亡、民主党の女性議員が負傷した。

同州出身のベニントンはフロリダの『Broward New Times』紙にこう話した。「個人的に暴力、戦争、殺人は原始的な行為だと思っている。俺たちは人類として、それ以上に進化しているはずだ。残念なことに、まだこれが目的を達成するための手段だと考えている人々がいる」

「平和と愛、それにコミュニケーションが、問題を解決する手段だ。何を言いたいのであれ、暴力的手段に頼らずとも自己表現や意思を伝えることはできる。自由な社会では、自分の信じたいものを信じる権利がある。でも、いくら自由な社会であれ他人の人生を奪う権利を持つ奴は1人だっていない」

また、犯人がYouTubeに掲載していたビデオに曲「Bodies」を使用されたドラウニング・プールは「アリゾナで痛ましい事件が起きたというニュースと、俺たちの音楽が再び誤解されたことにショックを受けている」「「Bodies」は、モッシュ・ピットでの兄弟愛、ピットでお互いを尊重し合うことについて書いたものだ。誰かを押し倒したら、彼を起き上がらせてあげなきゃいけない。暴力について歌ったものではない」との声明を発表している。

Ako Suzuki, London

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