ゲイリー・ムーア追悼盤『バラッズ&ブルーズ(CD+DVD)』の貴重な映像の数々

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貴重なPVやインタビュー映像を収録したゲイリー・ムーア追悼盤『バラッズ&ブルーズ(CD+DVD)』が5月25日にリリースとなった。

◆ゲイリー・ムーア画像

突然の訃報が駆け巡ったのが2011年2月7日だった。あまりに突然すぎる急逝に世界中のロック・ファン、ギター・キッズは愕然とし、大きなロックの才能を失ったその喪失感に打ちひしがれた。2010年4月には21年ぶりとなる来日公演を大成功で終え、待ち望んでいたファンをその熱いギター・プレイでノック・アウト。「来年も日本に戻って来るからね」とステージで語っていただけに、あまりに悲しい出来事だった。

追悼盤『バラッズ&ブルーズ(CD+DVD)』は、そんなゲイリー・ムーアの音楽に初めて触れるのに最適であり、同時にファンには涙無しには聴けないアルバムである。そもそも1994年に発売された同アルバムは、ゲイリー・ムーアのバラードとブルース作品をコンパイルしたベスト盤である。

熱きエネルギッシュなギター・プレイがゲイリーの真骨頂であるが、一方で、数々の名バラードを作り上げてきたバラードの名手であることも周知の事実。本アルバムにはいくつもの素晴らしいバラード曲と、1990年代以降のブルース作品からの名曲の数々、そして未発表曲3曲が収められている。

今回は装いを新たにしての再登場だが、注目は初めてカップリングされたDVDで、この内容が素晴らしい。「オールウェイズ・ゴナ・ラヴ・ユー」「スティル・ゴット・ザ・ブルーズ」「ザ・ローナー」など名曲のPVやライブ・ビデオを全10曲収めているのに加え、なんとゲイリー本人がスタジオでギターを手に、自身のプロフィールや『バラッズ&ブルーズ』の収録曲について語る映像が収録されているのだ。父に勧められて10歳からギターを始めたこと、ギターを触った瞬間に“自分の居場所はここだ”と感じたことなど、幼少期について語っている他、各曲解説では名曲「パリの散歩道」の作曲エピソードとして故フィル・ライノットとのやりとりなども語られている。更に本アルバム収録曲のフレーズをその場で演奏しているのも貴重なシーンだ。

アルバムのライナー・ノーツには、ゲイリー・ムーアの葬儀の際に神父が語った言葉が紹介されている。

「彼は与えられた才能を、他の人々の魂を感動させるために使う人間だった」。

まさにこのアルバムは、それを証明するもの。ゲイリーの魂が込められた音楽は永遠にロック・ファン/ギター・キッズのハートを捕らえ続けるのだ。

追悼盤『バラッズ&ブルーズ(CD+DVD:2枚組)』
2011年5月25日発売 TOCP-71087 3800円(税込)
【CD】
1.オールウェイズ・ゴナ・ラヴ・ユー
2.スティル・ゴット・ザ・ブルーズ(シングル・ヴァージョン)
3.エンプティ・ルームズ(シングル・ヴァージョン)
4.パリの散歩道 (ライヴ)
5.ワン・デイ
6.セパレイト・ウェイズ
7.ストーリー・オブ・ザ・ブルーズ
8.クライング・イン・ザ・シャドウズ
9.ウィズ・ラヴ(リメンバー)
10.ミッドナイト・ブルーズ
11.フォーリン・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(シングル・ヴァージョン)
12.ジャンピン・アット・シャドウズ
13.ブルーズ・フォー・ナラダ
14.ジョニー・ボーイ
【DVD】
1.オールウェイズ・ゴナ・ラヴ・ユー
2.スティル・ゴット・ザ・ブルーズ
3.エンプティ・ルームズ
4.パリの散歩道(ライヴ)
5.セパレイト・ウェイズ
6.ストーリー・オブ・ザ・ブルーズ
7.ミッドナイト・ブルーズ
8.ジャンピン・アット・シャドウズ
9.ザ・ローナー
10.スティル・ゴット・ザ・ブルーズ(ライヴ)
※ゲイリー・ムーアが曲ごとのギターを奏でながら語る貴重なインタヴュー映像(20分)
※収録曲のプロモ・ヴィデオも散りばめられている豪華映像特典
※解説付(解説:伊藤政則)
※オリジナル英文ライナー(ジェフ・バートン)翻訳
※リマスタリング
◆EMIミュージック・ジャパンサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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