M.I.D.、TK AUDIOの取り扱い開始、BC1/DP1/The Blender/The Stripの4機種が登場

宮地商会 M.I.D.は、北欧スウェーデンのプロフェッショナル・アウトボード・ブランドTK AUDIOの取扱いを開始、4機種を同時に発売した。

TK AUDIOはベテラン・サーキット・デザイナーThomas "TK" Kristiansson によって設立された新ブランド。現代的なサーキット・デザインと伝統的なクラフトマン・シップに基づき、エンジニア、クリエイターの求める“使える機材”を適正な価格で提供する。2008年に発表された最初の製品「BC-1」（ステレオバス・コンプレッサー）は大きな成功を収め、特にヨーロッパ全域でプロフェッショナル/パーソナル・スタジオでのミックスダウンにおいてマスト・アイテムとなっている。長年のリペア経験とヴィンテージ・スペック機材のデザインのノウハウを生かし、現代のスタジオ・ワークに求められる新しいアイディアを盛り込んだユニークな製品群を届けるとしている。

今回発売されるのはステレオバス・コンプレッサー「BC1」、デュアル・モノ・マイクプリ「DP1」、1Uミニ・マスタリング・コンソール「The Blender」、1chチャンネル・ストリップ「The Strip」の4機種。2011年9月30日までの期間限定で実施されている「M.I.D. Summer Quarter Promotion」の対象となっており、期間内ならケーブルやマイクロフォンがバンドルされるのも注目だ。製品の概要は以下のとおり。

●BC1　（ステレオバス・コンプレッサー）

1980年代半ばからレコーディング現場で標準的に使用されている有名なバス・コンプレッサーを連想させるスムースなバス・コンプレッションを提供するモデル。ミックス・エンジニアたちは、鮮明さを失わない透明なコンプレッション・サウンドでミックスに力強さを与えるその機材を"The Magic Glue"（魔法の粘り）と表現するが、BC1はまさにその粘りとパンチを提供する。もちろんドラム・バスやインストゥルメンツのコンプレッションとしても最適。
◆BC1
価格：オープン（市場予想価格 147,000円）
発売日：2011年7月26日

●DP1　（デュアル・モノ・マイクプリ）

ヴィンテージとモダン両方のスタイルをハイブリッドにしたデュアル・チャンネル・プリアンプ。数十年に渡って、ゲルマニウム・トランジスタとシリコン・トランジスタはIC回路と共に、それぞれ独特のサウンド・キャラクターを広げてきた。1960年代半ばのゲルマニウム・トランジスタによるミッドレンジのクランチ、70年代初頭のブリティッシュ・クラスA回路によるロー・ミッドのパンチと分厚いサウンド、そして80年代、90年代のモダン・トーン。DP-1には、これらが1台にまとめられている。
◆DP1
価格：オープン（市場予想価格 168,000円）
発売日：2011年7月26日

●The Blender　（1U ミニ・マスタリング・コンソール）

2系統のステレオ・インサートをパラレル/シリアル接続などさまざまな組合せにワンタッチで変更し、そのサウンドの違いをすぐにアウトプットに反映させることのできるミニ・マスタリング・コンソールであり、ミキシング、マスタリングに最適な機材。
◆The Blender
価格：オープン（市場予想価格 147,000円）
発売日：2011年7月26日

●The Strip　（1chチャンネル・ストリップ）

マイクプリアンプ、コンプレッサー、EQを搭載した完璧かつ使いやすいレコーディング・ツールであり、最高のサウンドのチャンネル・ストリップを求めるソングライター、プロデューサー、エンジニアにとって必須のアイテム。プリアンプ部は最大75dBのウルトラクリーン増幅段を持つトランスレスデザインで、リボンマイク等の低出力入力にも十分なパワーで対応。フロント・パネルのハイ・インピーダンス・インストゥルメント入力はシンセサイザー、エレクトリック・ギター/ベースの入力に最適。
◆The Strip
価格：オープン（市場予想価格 142,800円）
発売日：2011年7月26日

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