【BARKS編集部レビュー】質実剛健、男が惚れるヘッドホンReloop RHP-20

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急速な市場拡大と愛用者急増とともに、今やオーバーヘッドのヘッドホンには高いファッション性が求められるシーンが増えてきた。もちろん、何より音質とメンテナンス性を最重要視しオシャレ度はゼロでOKというスタジオモニター系や、最高音質と優れた装着感こそあればそれでいいという開放型の室内リスニング用など、用途によってその比重は様々なのだけど、TPOの幅が格段に広がったのは、ここ近年のこと。

◆Reloop RHP-20画像

世界中で大ヒットを果たしたヘッドホン界のオシャレ番長monster beatsの登場により、質感からカラーリングまでも既成概念は覆され、ヘッドホンという無骨ツールが感度高い女子の携行アイテムにまで昇華したのも、見逃せないポイント。今やbeatsのみならず、Fanny WangやSOUL by Ludacrisのような、攻撃性の高いビビッドなカラーリングと、驚くほどの高品質サウンドを両立させたブランドも続々と登場している状況だ。

そんな振れ幅であれば、元来の武骨さとメカニックさをさらに推し進めたような、男子がぶるっちゃうモデルが登場してもいい。そこで紹介したいのがReloop(リループ)のRHP-20だ。

どうすか、このルックス。カッコ良すぎでしょ。モーターショウでみるコンセプトカーに胸ときめかす感じというか、映画『AKIRA』金田のバイクに惚れちゃう男子共通のメカ心がくすぐられる類の佇まい。マットなアルミとラバーコーティングされたヘッドバンドの質感だけで、欲しくてたまらん衝動がむっくり。

ReloopはドイツのDJヘッドホンブランドで、このRHP-20は最新のフラッグシップモデル。それまでのデザインとは一線を画しての登場で、ハウジングが前方にも後方にも各45度にフリップアップする形状を持ち、現場での使い勝手を最大限考慮したデザインとなっている。

ヘヴィーな質実剛健さが大きな魅力だが、装着感は思いのほか軽い。側圧は若干強めだと思うが、低反発素材を包むレザーパッドが均等に側頭部に当たるのではなく、耳の下部の方から持ち上げるようにホールドされるので、意外に圧迫感は薄く使用感も上々。もちろん遮音性も問題なく、接触部も心地よい。

肝心のサウンドは、やはりDJプロ用とうたうだけのことはあり、ローの押し出し感は特筆ポイントだ。音楽再生機器としての分解能が高いわけではないのでクリアさには欠けるところがあり、いわゆるリファレンスモニター系とは対極にあるサウンドだと思うが、アタックの強い高域も丁寧に表現してくれるので、ハイハットやライドで合わせたい場合でもいい相棒になってくれそうだ。ハットの鳴りとはっきりとしたキックの押し出しに注力すれば、現場ではがっちり使いやすいまさしく本来の意味でのDJヘッドホンではないかと思う。

ちなみに、ケーブルにはブースで使いやすいカールコードが付属する。Mini XLR(ミニキャノン)端子による着脱式なので、好みのケーブルに交換するのも簡単。持ち運びもコンパクトで機能美あふれる剛毅木訥っぷりはジャーマン魂を沸々と感じさせてくれるもの。硬質で近未来的、これぞ男のヘッドホンじゃあございませんか。とか言って、これをはめている女の子がいたらアドレナリン噴き出しちゃう❤けどね。

text by BARKS編集長 烏丸

Reloop RHP-20
16,980円(税込)
形式:ダイナミック
タイプ:密閉型
再生周波数帯域:3~30,000Hz
インピーダンス:25Ω
感度:110dB
ケーブル:約3m(Mini XLR着脱式、カールコード、片出し)
プラグ形状:3.5mmステレオミニ/6.3mmステレオ標準
重量:約270g(ケーブル除く)
付属品:専用キャリングポーチ
◆Reloop RHP-20オフィシャルサイト

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