メディア・インテグレーション、ALX AUDIOのマーケティング・サポートを開始、iOS用プレイヤー＆レコーダーアプリも登場

メディア・インテグレーションMI事業部は、米国McDSP, LLCがプロデュースするALX AUDIOのマーケティング・サポート開始を発表した。ALX AUDIO日本語ホームページを立ち上げ、同社の技術を用いたiOS用アプリを紹介している。

McDSPによるAudio Level eXtension（ALX）アルゴリズムは、オーディオ・レコーディングおよび再生のパフォーマンスを向上させる技術。ALXには、McDSPが10年以上にわたるプロフェッショナル向けオーディオ・ソフトウェア開発で培った経験から生み出した、特許出願の技術が使用されている。

ALXを使用した場合の利点として、通常のレコーディングに比べ、30dB（32倍）ものシグナルを捉えることが可能という点が挙げられている。同時に、ALXはレコーディング中の近接効果によるシグナルをバックグラウンドのノイズと分離し、再生時のボリュームのばらつきを最小限に抑制する。

オーディオ再生においては、ALXはオーディオの明瞭度を最大限に向上し、ボリュームのばらつきを最小限に抑えることで、より良いリスニング体験を提供。ALXアルゴリズムを使用して再生することで、以下のように視聴環境が改善する。

・音楽トラックごとのボリュームのばらつきを抑制する。
・ノイズの多い環境でも、音楽や映像の視聴の楽しみが阻害されない。
・テレビや映画を小さいボリュームで視聴した場合でも、静かなパートを最適な音量に調整する。

こうしたALXの魅力を手軽に楽しめるのが、ALX AUDIOが提供する2つのiOSアプリだ。

●LouderLogic - 先進的なオーディオプレイヤー

「LouderLogic」は、Audio Level eXtension（ALX）テクノロジーを採用した唯一のオーディオ・プレイヤー。曲間や曲中に起こる、望ましくないボリューム・レベルの落差を抑制することができ、ノイズの多い環境においても、曲の静かなパート、オーディオブック、ポッドキャストなどを快適に聴くことができる。iPod（ミュージック）ライブラリは自動で読み込まれるのでインポート作業が不要なのも便利だ。

iPhone、iPod touch、iPadに対応。価格はiPad版が350円、iPhone版が170円。また、iPhone無償版も用意される（無償版はiAdにより広告を表示）。まずは無償版でその実力をチェックしてみよう。

●Retro Recorder - モバイル・レコーディングを大幅に改善

「Retro Recorder」は、歪みのないフォーカスのあった録音を可能にするiPhoneレコーダー・アプリケーション。音楽はもちろん、会議や口述、インタビューやボイスメモにも最適なiPhoneレコーダーとなっている。

Audio Level eXtension（ALX）テクノロジーにより、レコーディングの品質を、何倍も高価な携帯型レコーダーに匹敵するレベルにまで改善。また、外部マイクに頼ることなく、他のレコーダーでは難しい細かなディテールまで録音することができるのがポイントだ。対応機種はiPhone、iPod touch（第二世代以降）、iPad。第二世代iPod touchでは別途外部マイクが必要だ。価格は85円。

なお、日本円価格は、iTunesストア・レートの変動等により変更される可能性がある、

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