リュ・シウォン、さいたまスーパーアリーナにて100回目の日本公演を開催

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韓流がブームとなる前、2005年から地道に日本で活動を行なってきたリュ・シウォンが、12月21日、さいたまスーパーアリーナにて全国ツアー<Ryu Siwon Live TOUR2011 ☆NEGAI☆>のファイナル公演を行なった。本公演にて、リュ・シウォンの日本公演は、韓国出身アーティスト史上最多となる通算100回目。この日はファン1万2000人に加えて、TUBEの春畑道哉もスペシャルゲストとしてお祝いに駆けつけた。

◆リュ・シウォン 画像@2011.12.21 さいたまスーパーアリーナ

これまで8枚のアルバムをリリース。さらに7年連続ツアーを行ない、累計動員数は50万人を突破。2008年には東京ドーム2日間連続公演を成功させ、韓国アーティストが日本で活躍する礎を築いたリュ・シウォン。今回、8枚目のアルバム『どんな時も』を引っさげてのツアー<Ryu Siwon Live TOUR2011 ☆NEGAI☆>は、全国8カ所で16公演を実施し、6万5000人の観客を魅了してきた。

ツアータイトルの“NEGAI”は、東日本大震災の被災者はもちろん、すべての日本のファンに向けて、「前を向いて希望を持って過ごして欲しい」といった想いから、シウォン本人の強い希望によって決定したもの。ちなみにツアーの仙台公演では、シウォンがこれまで陸前高田の幼稚園や保育園に遊具を寄付していることもあり、陸前高田の被災者13名を招待し、公演前に被災の状況と現状を被災者から直接聞いてライヴに臨んだほか、自身が主演した日本ドラマのロケ地であった岩手県花巻市や遠野市に震災後に訪れた際のVTRを会場で公開。名古屋公演では、震災孤児を支援している愛知の民間ボランティア団体の会報誌を会場で配布するといったサポート活動を展開した(この会報誌の次号には、シウォン本人のコメントも掲載される予定だ)。

「今日のライブはリュ・シウォンの日本でのヒストリーにおいて最も重要な一日になりました。ファンの皆さんとともに最後まで楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします。」── リュ・シウォン(ライヴ冒頭の挨拶より)

記念すべき100公演目となったファイナル公演では、「愛したい君を愛したい」、「願い星」ほかアンコール含む全28曲を約5時間にわたって披露。また途中には、子供たち100人のコーラス隊が登場したり、シウォンがトロッコに乗ってサインボールを投げながらアリーナを回ったり、「おしえてシウォンSSi(SSiは韓国語で“さん”)」という質問コーナーがあったり。さらに、オーディエンスからはサプライズ人文字パネルも飛び出すなど、ステージとの物理的距離こそ遠くとも、ファンとの触れ合いや会話を大切にした、アーティストとファンの心の距離の近いライヴとなった。

なお、今回のツアーの模様は、2012年3月にライヴDVDとしてリリースされる予定だ。

◆リュ・シウォン オフィシャルサイト
◆BARKS アジアンアーティスト チャンネル
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