Jusqu'a Grand-pere、アルバム『千年の戀(ちとせのこい)』は言葉を乗せたインスト

ポスト
「Mode in Kyoto 故きを訪ねて、新しきを知る…」。京都から届いた一枚は、和であり洋であり、インストであり言葉がありの時空を超えた作品。そこから、何を想像するかは、聴き手に任されている。そんな印象だ。

2012年3月28日、Jusqu'a Grand-pere(ジュスカ・グランペール)が、3枚目のアルバム『千年の戀(ちとせのこい)』を発売する。千年(せんねん)でなく千年(ちとせ)。「ちとせ」は、長い年月を意味し、縁起の良い言葉としても使われる。そんな恋。長い年月をかけた恋。それも「戀」。そこには、どんな景色があるのか?

収録された曲のタイトルを見ると、桜・永久(とこしえ)・万葉・雫・戀と日本を象徴するような言葉が並ぶ。しかし、聴いてみると、日本には留まらない広がりがある。インスト・アコースティック・デュオでありながら、今作では多くのシンガーとのコラボレーションが行われ言葉が綴られている。メロディも、和だけではなく、洋の音、そして、タンゴまでと幅広い。

一青窈の「ハナミズキ」は、返歌としてオリジナル「海を越えて」とメドレーで収録。京都を歌うのは、フランスのクレモンティーヌ。これは、京都・パリ市内都市盟約締結50周年企画。碁盤の目の町「京都」と放射線状に広がる街「パリ」。どちらも美しい場所。そして、タンゴの歌詞は阿木燿子氏による書き下ろし。歌うのは、京都出身パリ在住のワサブロー。

過去と今と未来、京都とパリとアルゼンチン。そこに溢れる戀がここにある。

3rdアルバム『千年の戀(ちとせのこい)』
2012年3月28日発売
NQCL-4016 \2,800(税込)
1.桜道
2.Chante! Danca Soul~太陽の喜び~feat.CATIA,慶田花定三
3.祈りのボレロ
4.恋の花 feat.相川理沙
5.ハナミズキ~海を越えて
6.ススキ野の恋
7.永久(とこしえ)の君 feat.やなせなな
8.万葉の恋
9.Kyoto et moi~Pavane feat. Clementine
10.Minor Swing
11.森の雫
12.戀 戀~ラ・クンパルシータ~ feat.ワサブロー
13.夢桜
14.夢桜~幾千の願い feat.川江美奈子

<千年の戀 Tour 2012>
2012/04/15(日)
@金沢市民芸術村 ミュージック工房
開場:14:30/開演:15:00
4,000円
一般発売:3月3日(土)
チケットぴあ:TEL/0570-02-9999 (Pコード:162-729)
ローソンチケット:TEL/0570-084-005 (Lコード:52975)
e+:http://eplus.jp/
[問]ソニスタ TEL/03-6438-0744

2012/04/28(土)
@京都文化博物館 別館ホール
開場:17:30/開演:18:00
4,500円
一般発売:3月3日(土)
チケットぴあ:TEL/0570-02-9999 (Pコード:162-734)  
ローソンチケット:TEL/0570-084-005 (Lコード:52976)    
e+:http://eplus.jp/
[問]ナウ ウエスト ワン TEL/075-252-5150

伊藤緑 http://www.midoriito.jp/

◆Jusqu'a Grand-pereオフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報