秦 基博、世界遺産“観自在王院跡”で<GREEN MIND>公演開催

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6月30日、平泉の世界遺産登録1周年を記念し、秦 基博がライブを行った。日本の世界遺産を舞台にアーティストが一夜限りのパフォーマンスを披露する人気公演<世界遺産劇場>としての出演だ。

◆秦 基博画像

今回のステージは、秦 基博のアコースティック・ライブ<GREEN MIND>の一環として行われたもので、1stアルバム『コントラスト』に収録されている「風景」が、2010年より平泉の世界遺産登録応援キャンペーンソングとして使用されていた事がきっかけとなったものだ。

今回の<世界遺産劇場>の会場は、観自在王院跡(かんじざいおういんあと)で、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」に奥州藤原基衛の妻が建立した寺院としるされており、その庭園は、毛越寺(もうつうじ)とともに日本庭園史上でも価値が高いと言われているもの。初夏の青葉眩しいこの庭園に特設野外ステージが設置され、東北への応援メッセージを込めた<GREEN MIND>最終日の盛岡公演が開催された。

アコースティックギターを片手に「僕らをつなぐもの」を歌った秦 基博は、「どーも秦 基博です。<GREEN MIND2012 in 岩手>。このファイナルを平泉で迎える事が出来て本当に嬉しいです。天気も非常に良く、非常に気持ち良くて、皆さんには今日、このアコースティック・ライブを楽しんで頂ければと思います。」と語り、「青い蝶」「今日もきっと」「サークルズ」を披露。5月に行われた2012年の<GREEN MIND>ホールツアー5公演は、秦一人で行われてきたが、平泉では途中からピアノ、ベース、パーカッションが加わり、会場のファン3000人を沸かせた。

本編最後のMCでは、「ここは自然が生活の一部になっていて見守っていてくれている。生きているという事を感じながらパワーを少し分けてもらっている気がします。この景色を忘れないで大切にしていきたい、改めてそう思った一日でした。」と語り、世界遺産登録応援キャンペーンソング「風景」を歌った。アンコールで「アイ」「1/365」の2曲をも披露し、2012年の<GREEN MIND>は好評のまま幕を閉じた。

<GREEN MIND 2012 in 岩手>(6.30)
1.僕らをつなぐもの
- mc-
2.青い蝶
3.今日もきっと
4.サークルズ
- mc-
5.空中ブランコ
6.虹が消えた日
- mc-
7.恋の奴隷
8.Lily
9.青
10.君とはもう出会えない
- mc-
11.水無月
12.トラノコ
13.トレモロ降る夜
- mc-
14.鱗(うろこ)
15.キミ、メグル、ボク
16.シンクロ
- mc-
17風景
En1.アイ
En2.1/365

◆秦 基博オフィシャルサイト
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