ミック・ジャガー、ジェームス・ブラウンの伝記映画にプロデューサーとして参加へ

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ジェームス・ブラウンの伝記映画でプロデューサーを務めるミック・ジャガーは、『ビューティフル・マインド』などを手掛けたプロデューサーのブライアン・グレイザーと共に制作する模様で、監督は『ヘルプ~心がつなぐストーリー』のテイト・テイラーが交渉中だ。

◆ミック・ジャガー画像

本作の脚本は、2010年公開のクライム・サスペンス映画『フェア・ゲーム』の脚本を執筆したジェズ・バターワースとジョン=ヘンリー・バターワースが手掛ける。ジェームス・ブラウンの配役は現時点では決定していないものの、デッドラインの報道によれば、エディ・マーフィーや2010年のオスカー受賞作『ハート・ロッカー』でお馴染みのアンソニー・マッキーがジェームス役の候補に挙がっているという。

ブライアン・グレイザーは2006年にジェームスが亡くなる前から、ジェームス本人と共に本作の企画を進行させていたようだ。エンタメ業界において60年にもわたって活躍し、その功績は揺るぎないものとして音楽史上に刻まれているジェームスだが、元々は貧困家庭に生まれ育っており、そんなジェームスがいかにして「ソウルの帝王」と呼ばれるまでに登り詰めたかを描く作品となるという。

ミックはデッドラインに「ジェームス・ブラウンのような伝説的シンガーの伝記映画の製作に参加することができて非常に光栄です。ジェームスは大変興味深い人生を送った、非常に魅力的なパフォーマーでした」と声明を発表している。

また、ジェームスの家族も本作に協力的な様子で、トミー・レイ・ブラウン夫人は声明で「ミック・ジャガーとブライアン・グレイザーという主人が大好きだった2人が、主人の感動的な人生を映画化してくれるなんて非常に誇らしい思いでいっぱいです」と映画化の喜びを述べている。
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