メタル作品の完全紹介、『ディスク・コレクション ヘヴィ・メタル』発売

1日当たりとしては過去最高の入場者数を集めた国内最大のヘヴィ・メタル・フェスティヴァル＜LOUD PARK 12＞に続き、2013年5月には日本で初めてとなる＜Ozzfest＞の開催も決定するなど、じわじわとヘヴィ・メタル界隈が熱い。2013年はメタルが来る！と業界関係者の中で実しやかに語られるなか、それを後押しするかのように『ディスク・コレクション ヘヴィ・メタル』なる書籍が登場した。

◆『ディスク・コレクション ヘヴィ・メタル』画像

『ディスク・コレクション ヘヴィ・メタル』は、こうしたライヴを楽しむのはもちろん、日々新旧のアルバムを聴きまくっているヘヴィ・メタル・ファンにうってつけのディスク・ガイド本だ。1テーマに絞ってアルバム500枚以上がオールカラーで掲載されるという、好評の『ディスク・コレクション』シリーズのひとつに当たるもので、そのテーマはずばり「ヘヴィ・メタル」だ。

オジー、アイアン・メイデン、イングヴェイ・マルムスティーン、メタリカなどのトップ・アクトを扱ったパート1と、ディープ・パープル、ジューダス・プリースト、AC/DC、ヴァン・ヘイレンなどヘヴィ・メタルの原型と言えるハード・ロックを集めたパート2を軸にしながら、NWOBHMからLAメタル、ジャーマン・メタル、スラッシュ・メタル、デス・メタル、エクストリーム・メタルまでを、必聴ディスクはもちろん押さえつつ、定番になること間違いなしの力作、実は名盤な隠れたあの作品や新世代の注目株もと、これまでにない視点で選ばれた566枚が掲載されている。

帯にはあのマーティ・フリードマンが登場、「これはヘヴィ・メタルの元素分析です」と、日本人顔負けのキャッチーなコメントを寄せている。「ヘヴィ・メタルのドキュメンタリー映画」「80年代初頭のメタル・コンピ」「メタルと産業ロック」などコラムも充実、メタル・ファンであればこそ、避けては通れそうもない必携の一冊だ。

『ディスク・コレクション ヘヴィ・メタル』
監修：Jun Kawai
判型：A5判
頁数：192ページ
本体価格：2,200円（税込み定価2,310円）
発売日：11月30日