【インタビュー】Lil'B「もっともっとって欲が出てる。チャレンジできることに挑戦して新しいLil'Bを発見してみたい」

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■「言葉で言わなくてもわかるでしょ?」って男の人は言うけど
■女性ってちゃんと関係性をハッキリさせたいっていうのが本音

――英語で歌うのは大変でした?

MIE:本当に大変でした(笑)。でも、発音ばかりに気を取られると、この曲がそもそも持っている温かさみたいなものが損なわれるんじゃないかって、そのバランスも大変で、ドッと疲れましたね。だけど、大変だったからこそ、でき上がって完成したものを聴いたときや、回を重ねて聴くごとに「自分の納得いくところまで持っていけて良かったー!」って思うんです。「キミに歌ったラブソング」をリリースさせてもらってから、半年後とかにセルフカバーを出すことも可能だったかもしれないけど、今ソロになって一年半経ったからこそ歌えた。声色も含めて、込められた感情も、今だからっていう部分があるんじゃないかなぁと。


▲初回限定盤
――アルバムのタイトル曲「ナミダラブレター」はCLIFF EDGEのDJ GEORGIAが楽曲提供しているんですね。

MIE:そうなんです。CLIFF EDGEとのコラボは今作でもしていて、二回目なんですが、DJ GEORGIAさんに曲を提供していただいたのは初めてで。こういうビートの強いダンスサウンド寄りなものって、Lil'Bではあまりやっていなかったんですね。そこにラップが入るならイメージもつきやすいんですが、この曲はヴォーカル一人で、今まで歌ったことがない感じなので、どう歌を乗せようかなって感じでした。それも良い意味での発見っていうか、自分探しみたいな機会になったんです。トラック自体もカッコいいし。印象的だったのが、全部録り終わったときに、DJ GEORGIAさんが何気なく「上ものの音を省いて、リズム隊だけで聴かせてもらっていいですか?」って聴きはじめたんですよ。たまたまたそこに私が居合わせていて。そういう聴き方をする作家さんは初めてだったので不思議だなぁと思いながら一緒にリズム隊だけ聴いてたらまったく違う曲に聴こえてきて。それがすごいカッコいいんです。DJ GEORGIAさんいわく、「骨組みや土台がしっかりしていれば、上ものは自然と良いものになるって信じて、土台作りを頑張ってる」って。そういう話も聞けて良かったなぁって。この楽曲のおかげで、私自身の音楽の聴き方も変わったんですね。色んな意味で発見が多かったですね。

――新鮮だったんですね。

MIE:はい。間違いなく、新しいLil'Bを見つけられた一曲になってるなぁと思いますね。

――失恋がテーマでも、このアルバムには色んなシチュエーションが描かれてますね。「バカみたい ホント」では、友達以上、恋人未満な関係での失恋とか。これはリアルに体験した人がたくさん居そうだから、女性の共感を呼びそうですね。

MIE:よくありますよね。二人の関係を崩したくはないから核心に迫るのは怖いけど、自分の立場はなんなのかっていうところで一喜一憂したりとか、不安になる自分にも疲れちゃうっていう。そういう女の子は多いと思うし、私も実際に経験したことがあるし。そのときに一番感じたのは、「バカみたい ホント」って気持ちだったんですよね。

――それがそのままタイトルになっちゃったんですね。

MIE:「バカみたい」って言葉を歌詞に使うこと自体、どうかな?ってくらい思い切った歌詞なんです。それくらいストレートに描きたい心情だったんですよ。相手に対しての憎しみも湧いてしまうようなシチュエーションじゃないですか。それをオブラートに包んだ生易しい言葉じゃ、あの時のリアルな気持ちは表現できないなぁと思って。一回書いてみて「これはちょっと」って言われるならもう一回考えようと。ダメもとで書いて、「どうだ!」って見せたら、「いいじゃん」って言ってもらえて。自分の書きたい気持ちを100%で言葉で表現できたんで。ぜひ、友達以上、恋人未満の関係で悩んでいる人はこの曲でモヤモヤを吹き飛ばしてほしい。男性は、この曲を聴いて耳が痛くなってほしいかな(笑)。ハッキリしなよ、思わせぶりは良くないよって。そういう関係性の人、二人で聴いたらいい!「この曲、好き」って、相手に聴かせて、関係をハッキリさせるきっかけの曲にしてほしい。


▲通常盤
――それはいいアイデアですね。

MIE:「言葉で言わなくてもわかるでしょ?」っていう男の人もいるけど、女性ってちゃんと関係性をハッキリさせたいっていうのが本音じゃないですか。だから、そういう人は、ちゃんとハッキリさせるような大事な言葉を伝えてあげてほしいですよね。

――同感です。「バカみたい聴ホント」の前の曲、「失恋聴~2人ではじめた恋なのに~聴with feeling」もすごく素敵なメロディで、この部分の流れはすごく心地よいですね。

MIE:ソロになって初めてのライヴで「新曲です」って持ってったのが「失恋~2人ではじめた恋なのに~with feeling」だったんです。ソロになってからステージに立って、新しく披露させてもらったのはこの曲が主で。この曲をきっかけに自分自身も新しいLil'Bを発見しつつ、Lil'Bのファンの方にも初めて新しい面を感じてもらえた曲がこの曲だから、私の中でも思い入れが強いんです。しかも今回のアルバム制作のきっかけになったのもこの曲なんですよ。この曲が気に入っていただけたからこそ、アルバムを一緒に作りましょうっていうチャンスをレーベルの方からもいただけたので。

――再スタートのはじまりの曲なんですね。ソロになって初めてのアルバムが完成した今の気持ちは?

MIE:もっともっとって欲が出てる。今までのLil'Bらしさを残しつつ、ソロだからできること、チャレンジできることに挑戦してみて、また新しいLil'B、新しい自分を発見してみたいですね。

取材・文●大橋美貴子


『ナミダラブレター』
初回盤(CD+DVD):KICS-91894 ¥2,500(tax in)
通常盤(CD) \2,000(tax in)
1. 会いたいと願う feat. KOJIMA
2. 好きすぎて… feat. CLIFF EDGE
3. ため息、桜色
4. ナミダラブレター
5. 失恋 ~2人ではじめた恋なのに~ with feeling
6. バカみたい ホント
7. 悲しい嘘でも抱きしめてほしい
8. キミに歌ったラブソング(English ver.)
9. 笑顔の花
[Bonus Track]
10. 大好きだったキミへ feat. Lil’B / CLIFF EDGE

<Lil'B New Album「ナミダラブレター」発売記念Special LIVE>
3/17(日) @新星堂サンシャインシティ アルパ店
3/23(土)@イオンレイクタウンKaze 1階 光の広場
4/6(土) @WonderGOO守谷店「GOOst」
     ゲスト:CLIFF EDGE ※招待制イベント

◆Lil'Bオフィシャルブログ
◆キングレコード Lil'Bアーティストページ
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