ビヨンセ、ミシェル・オバマら、ハッカー集団によってリークの対象に

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ビヨンセ、ミシェル・オバマ米大統領夫人、アシュトン・カッチャーらが当局から銀行口座を守るように警告を受けたという。

◆ビヨンセ&ジェイ・Z画像

キム・カーダシアン、ジェイ・Z、ドナルド・トランプ、メル・ギブソン、ハルク・ホーガン、ブリトニー・スピアーズ、アル・ゴアなど政界からセレブに至るまで数多くの有名人達がハッカー集団のターゲットになってしまっているようで、ハッカー達はこれら有名人達の個人の銀行口座の詳細や自宅の住所、さらに社会保障番号などの情報を入手し、それらを匿名でオンライン上に拡散するなどアメリカのセキュリティー上の違反に値する行為を行っているらしい。

ある警察関係者がゴシップサイトのTMZ.comに語ったところによると、セレブ達はFBIからすでに警告を受けているとのことで、ハッカー集団は個人情報を公表しているだけでなく、すでにそれらを「悪用」し始めていることから、FBIは各セレブ達にすぐに銀行に問い合わせをして、銀行側に不正警告を口座上で発してもらうようにアドバイスをしている。さらにその関係者によれば、ハッキングのスキャンダルのニュースが11日(月)に発覚する以前からFBIは事件を掴んでおり、事件を「全力で捜査中」とのことだ。「この捜査は11日(月)から始まったのではありません」と語る先の関係者はさらに、ロバート・ミューラーFBI長官の個人情報までも漏洩の危機にあると明かしている。

ハッカーのウェブサイト上にはすでにミシェル夫人を含む複数のセレブの信用履歴や電話番号、銀行や抵当の情報、さらにクレジットカードの詳細などがリークされている。米司法省は12日(火)に漏洩された情報の捜査を進めていることを認めており、複数の当局はサイト上で暴露された信用履歴などは今月初めにすでに作成されていたとも明かしている。

今回セレブの情報がリークされてしまったハッカー集団のウェブサイトの名前やそれに付随するツイッターの名前は当局から公表されていないものの、そのサイトのURLの国別ドメインはロシアのもので、サイトのタグラインは「もし神が奇跡を起こせると信じているなら、悪魔にも奥の手があることを思い知るべきだ」となっているという。
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