ゴールデンボンバー、夢のハリウッドデビューは「TVスポット用 効果音の吹替え」だった

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■イベントトーク

MC:みなさま、本日は東宝東和配給『ワイルド・スピード EURO MISSION』公開記念イタ車お披露目式イベントに、ようこそお越しくださいました。この度、いま最もノッっているゴールデンボンバーと、映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』による奇跡のコラボレーションが実現いたしました。

(中略)

それでは早速お呼びしましょう! ゴールデンボンバーのみなさんです! まずは皆様から一言ずつ、ご挨拶を頂けますか?

喜矢武豊:私が、ハリウッドスターの喜矢武豊です。

鬼龍院翔:ハリウッドスターの舎弟の鬼龍院翔です。

歌広場淳:歌広場淳です。よろしくお願いします!

樽美酒研二:樽美酒です。よろしくお願いしま~す。

MC:ありがとうございます。それにしてもみなさん、どハデな衣裳ですね! でもそれって……F1ですよね?

鬼龍院:ハリウッドスタイルです。事務所から『ワイルド・スピード』のイベントだから、スピード感で準備してもらったら、F1になっちゃいました。中小企業なものですみません。

MC:なるほど、方向性は間違ったけど気合だけはあったという事ですね。そんなハリウッド初仕事ですが、一体どんなオファー内容だったんですか?

喜矢武:それ聞いちゃいますか!さっき、CMのアフレコしてきました。しかも効果音。ちなみに俺はエンジン音でした。

鬼龍院:僕は爆発音です。

歌広場:僕はクラッシュ音です。

樽美酒:僕は雰囲気音でした~。

MC:効果音吹替えはとは斬新ですね。ちょっとイメージしにくいんですが、どんな感じだったのでしょう?

鬼龍院:僕は「シューーーーーーーードーーーーン」みたいな。

喜矢武:「ブルン!ブルン!」的な感じですね。車の音なので、ある意味主役ですね。

鬼龍院:エンジン豊だね。

歌広場:クラッシュ音は「ドオオオオオオン」でした。

樽美酒:やります!「クルックー、クルックー。」 もう一度やります。「クルックー、クルックー。」 雰囲気音って僕もよくわかんないです。

喜矢武:君だけ台本に“自由”って書いてあったよね。

MC:収録自体は楽しそうですね。オファーが来た当初は、どんな仕事だと思っていたんですか?

鬼龍院:もちろん映画に出れんのかと思ってましたよ!

喜矢武:Twitterで調子乗ってハリウッドデビューとか言っちゃいましたよ……また叩かれる……これぞまさにとんだピエロですね。

MC:本当に出ることになったらカーアクションとかありますが、それは大丈夫ですか?

樽美酒:カーアクション大丈夫ですよ~! 楽勝です!

MC:今回のオファーの大きな理由として、ハリウッド関係者は「喜矢武さんのハリウッドへの熱い思いと、ゴールデンボンバーのクリエイティブな才能に惚れた」と言っています。自分たちのどんなところがハリウッドの心をとらえたんだと思いますか?

喜矢武:いやハリウッドの心捉えてないでしょ!

歌広場:あ! 俺が飲食店オープンしたから、ハリウッド関係者が来たのかも!

喜矢武:ちげーよ! つぶれちまえ! まずいんだよ!

歌広場:味は関係ないだろ!そういう事言うなよ!

喜矢武:去年紅白に出させてもらったから、それでなんとか食いつないでます。

樽美酒:俺は歌舞伎っぽいところかな~。なんでもできちゃうよ!

MC:吹替え現場で映画自体はご覧になったと思いますが、いかがでしたか?

喜矢武:割とかっこよかったです。

鬼龍院:割とって言うなよ! めちゃめちゃかっこよかったよ!

樽美酒:よかったよね~。

MC:みなさんのご感想、5歳児レベル並みですよ。

歌広場:いや! ハリウッドを言葉で表現するのは難しいです! ぜひ観て感じていただければ!

MC:何はともあれ、どんなCMが仕上がったのかとても楽しみです。映画もものすごいようで、期待できますね!


MC:さて、それではお待ちかね! 今回の皆さんとのコラボレーションを記念して制作しました、スペシャル・コラボカーをお披露目させて頂きます!

鬼龍院:行きますか!超楽しみ!!

MC:今回コラボレーションしたのは、アルファロメオの“ジュリエッタ”。映画にも登場して、大型飛行機を相手に信じられない活躍を見せる車ですので、まさに映画を代表する車となります。カウントダウンでまいりましょう、私の合図でイタ車がお披露目となります。それではイタ車のお披露目です!

(スペシャル・コラボカーが登場)

MC:どうですかみなさん! 見事な痛車でしょう! 皆さんに喜んでもらいたい一心で、メンバーの個性をデザインに反映した世界に一台の痛車を作りましたよ! どうぞ近くでご覧ください。皆さん、いかがですか?

喜矢武:お、おぉ~?す、すごいけど高級車ですよね?いいんですか? 車好きに怒られますよ。

鬼龍院:ていうか、あれ? イタリア車じゃないんですか? 『ワイルド・スピード』に出てくるようなかっこいいのがよかった!

MC:こちらの資料には“痛車”って書いてありますよ。

歌広場:これじゃ高級なケーキにう○こつけたようなもんですよ! あ、でもちゃんと俺の店をイメージしたフルーツパーラーとか描いてある!

鬼龍院:また自分の店の宣伝かよ! いやらしいな! 実は食中毒とか起こしてもみ消してるんですよこいつの店。

歌広場:やめて! 自分の影響力考えて!

樽美酒:僕のやつウルトラマンみたいでかわいいよね~。普通にかっこいい!

MC:実はこの痛車、当初は映画会社が買い取って皆さんにプレゼントしようと考えていたんですが、このデザイン費用とラッピング費用で予算を使い果たしてしまいまして……ここにある4台は今日だけ特別にお借りしたものです。気に入ったらメンバーの皆さんがご自身で買ってください!

喜矢武:いやいや高すぎるでしょ!

MC:でもこれからのはドライヴに最適な季節ですし。お忍びでどこか行くのに最適な車じゃないですか。

全員:忍べねーよ!

MC:樽美酒さんの車とかばれないですよね?

樽美酒:いや一発でしょ。

MC:でも今なら買えるんじゃないですか~?

鬼龍院:確かにお金はあるんですけどね……へへ……でもいらないかな。

喜矢武:これ、だいぶ無駄遣いですよね。

MC :それでは、これにて公開記念イベントを終了とさせて頂きます。ゴールデンボンバーさん、ありがとうございました! あ、みなさん。今日一日この車は借りれるので、せっかくなら乗って帰ります? ガソリン抜いてあるので、自腹で入れてください。

喜矢武:なんやねん! ちょっとぐらい入れてよ! 映画はめっちゃおもろいでー!みんな見てね!


◆ゴールデンボンバー、夢のハリウッドデビューは「TVスポット用 効果音の吹替え」だった
◆VARKS
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