ロボット・バンドZ-MACHINESがデビューライヴを敢行しAMOYAMOと共演
プレミアム低アルコール飲料「ZIMA(ジーマ)」が開発したソーシャル・パーティー・ロボットバンド「Z-MACHINES(ジーマシーンズ)」が、6月24日、リキッドルーム恵比寿でデビューライヴを行った。
「Z-MACHINES」は、ZIMAが、「世界は日々進化しているのに、パーティーは進化しているのだろうか?」という問いのもと、「未来のパーティー」の実現を目指して開発を進めてきたロボット・バンド。メンバー(?)は、ギターロボット「MACH(マッハ)」、ドラムロボット「ASHURA(アシュラ)」、キーボードロボット「COSMO(コスモ)」で構成。いずれも超人的な演奏が可能で、たとえばギターロボットのMACHはツインネックのギターを抱え、弦を抑える指(シリンダーで駆動)は78本、12個のピックで速弾きもこなし、コード弾きでは指で押さえたままでスライドすることも可能となっている。
「楽曲データのシーケンスをシンセにそのまま流せばいいじゃん」となるところを、ロボットが実際にギターやドラムを物理的に演奏するところがこのバンドのキモ。ライブでは速弾きをはじめロボットならではの超絶技巧を披露、まさに人間ばなれした圧巻のパフォーマンスを見せた。
▲鮮やかなビームを鍵盤に向けて発射するキーボードロボットCOSMO、超人的な速弾きのギターロボットMACH、21本のドラムスティックを装備、人間では演奏しきれない数のキック、スネア、タム、シンバルで構成されるドラムキットを操るドラムロボットASHURA。
▲トークショーに出演した河口洋一郎氏、米塚尚史氏、DJ TASAKA(写真左から)。ロボットもトークに参加。
ライブ中盤では、リアル原宿ファッションシーンでカリスマ的人気を誇るAMOとAYAMOによるユニットAMOYAMOが登場。『MAGIC』をZ-MACHINESをバックに歌い上げ、「いつもは2人だけでパフォーマンスしてるので、こんなにぎやかすぎるステージは初めて」「すごかった」「すごい頭振ってたし!」とステージ後の興奮を語った。さらにZ-MACHINESともトーク、「みんなはどこに住んでるんですか?」と質問すると「ZIMAの研究所、というか倉庫」とMACHが回答。さらに「ここまでどうやって来たんですか」と聞くと「電車」「いやいや冗談。4トントラック」と回答、会場を笑わせた。「ZIMAは飲むの?」との質問には「飲まない」「飲みたい」との答えが返ってきた。
Z-MACHINESは、夏の音楽フェスの参加などいくつかの活動が予定されている。また、Z-MACHINESが演奏する楽曲は現在募集中。選ばれた楽曲はライヴで演奏されるほか、特別賞としてスタインバーガーのギターがプレゼントされる特典も用意される。詳細はZ-MACHINESのサイトをチェックしよう。
◆「Z-MACHINES」プロジェクト
◆YouTube公式アカウント ZIMA Z-MACHINES