エルトン・ジョン、ブリット・アイコン賞を初受賞

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エルトン・ジョンが、イギリス音楽の祭典としてお馴染みのブリット・アワード主催者によって創設された新たなブリット・アイコン賞を受け取る最初のアーティストとなった。英国レコード産業協会の代表によると、今回エルトンは「イギリス文化に多大なる影響を与え続けている」ことが評価されて、同賞を受賞することになるという。

◆エルトン・ジョン画像

9月に控えている授賞式でエルトンは賞を受け取る予定だが、イギリスの文化に大きな影響を与えたアーティストを称える趣旨で今後授賞式は毎年恒例の行事となる。今回の初受賞についてエルトンは「こんな風に僕のやってきたことが評価してもらえるなんて非常に光栄だよ。この特別な機会に自分が加われるのが楽しみさ」と喜びを語っている。御年66歳のエルトンは最近、虫垂炎のため夏の大型コンサートを何件もキャンセルすることになっていたが、ブリット・アイコン賞の授賞式が開催されるまでには回復したいと考えているようだ。

英国レコード産業協会とブリット・アワードの最高経営責任者を務めるジェフ・テイラー氏は「エルトンは、アーティスティックな創造性と独創性において高いレベルに達しているだけでなく、世界中で人気の上、高い評価も得ています。なので当然のごとく“イギリス文化における真のアイコン”として称されるに値する人物です」と話す。

エルトンはこれまで2億5000万枚以上ものレコードを売り上げており、英ダイアナ元妃が亡くなった際にリリースした1997年のセルフカバー曲「キャンドル・イン・ザ・ウインド~ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」は3300万枚もの売り上げを記録して史上最も売れたシングルとしてその記録を保持している。
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