【ライブレポート】back number、初の日本武道館ワンマン大成功「ここにいるみんなにもっとすごい景色見せるから」

9月7日、日本武道館にてback numberが初のワンマンライブを行った。

back numberはインディーズでの活動を経て、2011年にシングル「はなびら」でメジャーデビュー。以来、順調にステップを上がり続け、ついにデビュー28ケ月にして、日本武道館のステージにワンマンで立つこととなった。

この日本武道館公演のチケットは即日完売、会場に集まった満員の観客から割れんばかりの拍手と歓声が鳴り響くなか、メンバー3人に加え、サポートメンバー(key、G、G＆Cho）3名を加えた6名が登場した。

1曲目、アップテンポの「半透明人間」でいきなり会場を手拍子とジャンプでひとつにしたあと、影がありながらも勢いのある「こぼれ落ちて」、インディーズ時代からのライブの定番曲「そのドレスちょっと待った」で一気にヒートアップさせる。

その後、シングル3曲「日曜日」、「わたがし」、「思い出せなくなるその日まで」を披露すると、熱くなった会場を、今度は暖かい空気で包み込んだ。

MCをはさんでデビュー曲「はなびら」から最新曲「高嶺の花子さん」で会場の盛り上がりは最高潮に達する。デビューからわずか28ケ月とは思えないほどヒットナンバーが続く。

そしてback numberの真骨頂である片思いソングが続く本編クライマックスでは「恋」を、続いてデビューシングルのカップリングでありながら、根強い人気の片思いバラード「幸せ」を演奏すると、会場全体が歌の中の“私”に感情移入して涙するお客さんも多数見受けられた。

メンバーは「ここにいるみんなにもっとすごい景色見せるから」と力強くファンに今後を約束し、最後はドラマ主題歌にもなりバンドの新境地を開いた「青い春」、バンド結成のきっかけとなった気持ちを歌った「スーパースターになったら」で本編を終える。

アンコールではこれまでの感謝を伝えるかのような「ささえる人の歌」、全国73のパワープレイ・番組テーマを獲得し、いまや結婚式の人気曲でもある「花束」、「海岸通り」で全力を出し切った満足げな表情を残し、記念すべき初武道館のコンサートを終えた。

[セットリスト]
1.半透明人間
2.こぼれ落ちて
3.そのドレスちょっと待った
4.日曜日
5.わたがし
6.思い出せなくなるその日まで
7.春を歌にして
8.はなびら
9.bird's sorrow
10.平日のブルース
11.高嶺の花子さん
12.恋
13.幸せ
14.風の強い日
15.stay with me
16.重なり
17.青い春
18.スーパースターになったら
EN1.リッツパーティー
EN2.ささえる人の歌
EN3.花束
EN4.海岸通り
【公演詳細】
＜back number live at 日本武道館 -stay with us-＞
日時：9月7日（土）
OPEN 17:00 / START 18:00
会場：日本武道館
当日動員数：9,000人

◆back numberオフィシャルサイト