【インタビュー】B.A.P「メッセージと僕たちの力強い音楽スタイルがわかってもらえる曲だと思います」

ポスト

2012年1月、「WARRIOR」での韓国デビューから1年9ヶ月。先月9日、「WARRIOR」の日本語バージョンでついに日本デビューを果たした6人組のダンス&ヴォーカルグループB.A.P。グループ名はBest(最高の)、Absolute(絶対的な)、Perfect(完璧な)の頭文字を取って名付けられたが、その名の通り既存のK-POPグループにはない個性を放つ6人が揃っている。11月13日には2ndシングル「ONE SHOT」のリリース、11月19日からは3都市6公演のアリーナツアーも決定した6人に話を聞いた。

◆B.A.P~拡大画像~

■どうすればB.A.Pのためになるのかっていうことを先に考えている
■いつも6人一緒にいるので自然とチームワークが良くなりました


▲「ONE SHOT」【数量限定盤】

▲「ONE SHOT」【Type-A】

▲「ONE SHOT」【Type-B】

▲バン・ヨングク

▲ヒムチャン

▲デヒョン
――まず自己紹介も兼ねて、皆さんが音楽に興味を持ったきっかけからお聞きしたいのですが。

バン・ヨングク:僕は自分の言いたいことを発信するために音楽にハマりました。以前は音楽のことしか考えてなかったのですが、大学にも進学し、音楽を通してちゃんと言いたいことを伝えるためには勉強も必要なんだなと今は思っています(実際大学在学中)。それくらい強い音楽への思いがあります。

ヒムチャン:きっと人って、生まれたときからみんな音楽が好きだし、歌も好きだと思うんですよね。だからいつ音楽が好きになったのかはちょっと覚えてません。でも、僕も小さいときから歌が好きでした。でも、自分の思うように唄えなくて。だから上手になりたいと思って頑張って練習するようになったんです。バラードをはじめダンスミュージックとか、いろんな歌を練習しました。聴く時も気分によっていろんな音楽を聴きます。

デヒョン:僕は子供の頃から音楽が好きだったんですが、一番大きな影響を受けたのはテレビの音楽番組。韓国のたくさんの先輩方のパフォーマンスを見ながら一緒に唄ったりするのがすごく楽しくて、あっという間に音楽の魅力にハマったんですよ。本格的に歌を学び始めたのは高校の頃からですね。

ヨンジェ:僕は人前で歌を唄ったことがきっかけです。修学旅行に行くと、夜、みんなで一緒に食事をしたりするじゃないですか。中3の修学旅行の時に、そういう食事の時間に一芸を披露する余興大会があったんです。曲はもう忘れちゃったけど、僕は確かバラードを唄ったと思いますが、その評判がすごく良くて。みんなから拍手を浴びるのも気持ちが良いし、「いつか大きなステージに立ちたい!」ってまず思いました。それで歌が好きになって、歌手になりたいと思うようになったんです。

ジョンアプ:僕の場合は中学時代に、いつも遊んでいた仲の良い友達からの影響が大きいですね。その友達がダンスサークルに入っていたんです。それで僕も一緒にダンスをするようになって。ある時ステージに立つ機会があって、「歌手になりたい」っていう夢を持つようになりました。それからどんどん歌やダンスのレッスンに集中するようになって、同時に音楽もたくさん聴くようになりました。聴くものは気分によって違いますが、R&B、ヒップホップ……最近はオールドポップが好きです。

ZELO:僕は小学校5年生の時にテレビでアイドル歌手の皆さんの姿を見ていて、唄ったり踊ったりする姿がかっこ良いなぁと思うようになったのが音楽を好きになったきっかけです。そこから音楽を学びはじめたんですが、まずは見よう見まねでラップをはじめて。最初はラップの内容よりもラップをしている人の姿がかっこ良いと思ったので、いろんな人のコピーからスタートして、他にもダンスなんかも一緒にやっているうちに、その面白さにどんどんハマりました。

――韓国ではデビューして1年10ヶ月が経っていますが、ここまでで培った自分たちのカラーや魅力はどんなところだと思いますか?

ヒムチャン:まずは音楽性の多様さじゃないかな。前回韓国で出したアルバムでもそうだったんですが、例えばジャズ風の音楽があったり、エレクトロニカやヒップホップ、さまざまなジャンルがこなせるところは魅力だと思います。あと歌詞の強さかな。

デヒョン:そうだね。歌詞に込められたメッセージはどの曲も意味深いですよね。メッセージ性が強いというか。あと、僕たちB.A.Pのカラーをよりはっきり見せるという意味もあって、パフォーマンスも個性が強いです。他のグループと比べて、より華やかで力強い。

――デビュー当時と今を比べると、さらにそういうカラーも強まっていますよね。今のチームワークはどうやって作っていったの?

ヒムチャン:僕らはお互いに足りない部分や短所をちゃんと指摘しあうんですよ。それが良かったのかも。

デヒョン:もちろん練習も一生懸命しますが、個人的なことよりも、どうすればB.A.Pのためになるのかっていうことをまず先に考えてるんですよ。いつも6人一緒にいますし、自然とチームワークが良くなりました。

ヨンジェ:6人とも3年も一緒に生活してますしね。これからも、きっとどんどん、僕らの絆が深まるようなエピソードが生まれていくんじゃないかと思います。

デヒョン:一緒にいると毎日エピソードが出来ていくもんね(笑)。

ジョンアプ:そう。毎日面白いから(笑)。

◆インタビュー続きへ
この記事をポスト

この記事の関連情報