【2014年グラミー特集】米ビルボード、第56回グラミー賞の受賞予想と受賞希望を公開

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第56回グラミー賞授賞式まで残すところあと少し。米ビルボードが、第56回グラミー賞主要4部門の受賞者予想を発表した。なお、お馴染みの「誰が主要4部門を受賞するか」だけではなく、「誰が主要4部門を受賞するべきか」も検討したという。

◆L.L. Cool J画像

■年間最優秀レコード
「年間最優秀レコード」の候補作品は甲乙つけがたく、予想が極めて難しかったと米ビルボードは説明。しかし結論として「誰が受賞するか」および「誰が受賞するべきか」は共に、ダフト・パンクの『Get Lucky』で落ち着いたとしている。その理由について、今年ノミネートされている作品の中で『Get Lucky』以上に充実したサウンドは無いとの結論に達したようで、ナイル・ロジャース、ファレル・ウィリアムス、ダフト・パンクのコラボ・ジャムが絶妙であり、グラミー賞で評価されるポイントになると予測している。

■年間最優秀アルバム
グラミー賞の傾向として、「年間最優秀アルバム」をラップ・アルバムに授けることをためらう傾向があると前置きをしならがも、米ビルボードは「誰が受賞するか」にマックルモア&ライアン・ルイスの『The Heist』を挙げ、「誰が受賞するべきか」では、ケンドリック・ラマーの『グッド・キッド、マッド・シティー』を選んだ。

『The Heist』は他のノミネート作品と同様にハイライトすべき素晴らしい受賞理由が数々あるとし、ケンドリック・ラマーの『グッド・キッド、マッド・シティー』に関しては、次世代ヒップ・ホップの大きな期待を感じさせる作品であり、受賞すべきだと説明した。

■年間最優秀楽曲
「誰が受賞するか」にはロードの『Royals』を選択。また「誰が受賞するべきか」にはマックルモア&ライアン・ルイス Featuring Mary Lambertの『Same Love』が選ばれた。17歳のロードとそのプロデューサーが創り出したシャープで独特な歌詞とメロディの秀逸さを評価し、『Royals』が受賞する可能性があると予想。また、米ビルボード的には『Royals』は素晴らしい曲であることを認めつつ、同性愛に関する重要なメッセージが込められているなど、『Same Love』が「年間最優秀楽曲」を受賞すべきだと説明した。

■最優秀新人賞
「誰が受賞するか」ではエド・シーラン、「誰が受賞するべきか」には、マックルモア&ライアン・ルイスをセレクト。エド・シーランについて、投票者が好む独特のスタイルの持ち主であり、将来有望な歌手であることを理由に挙げている。一方のマックルモア&ライアン・ルイスは、今までにないクリエィティブさでヒットを飛ばし、2013年のニュー・アーティストとして音楽界を象徴したと言える存在であり、同賞を受賞すべきだと締めくくった。

Photo:WireImage

『生中継!第56回グラミー賞授賞式』
1月27日(月)午前9:00~[WOWOWプライム]


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