エルトン・ジョン、次作はEDM?

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敬愛するエルトン・ジョンにちなみ息子を“ロケット”と名付けたファレル・ウィリアムスの「彼とコラボしたい」という夢が叶いそうだ。エルトン・ジョンもそれを願っているという。

ただいまエレクトロニック・ミュージックに夢中というエルトン・ジョンは、『Clash』誌のインタビューでこう話した。「エレクトロニック・ミュージックが大好きなんだ。朝起きると、エレクトロニック・ミュージックをかける」。自身でもその系の音楽を作ろうとしており「ファレルとなにかやりたいと思っている」と語った。

そして、この手のジャンルでは新米と自負する彼は、こんなアーティストから学んでいるそうだ。「エレクトロニック・ミュージックをどうレコーディングしたらいいのか、わからないんだ。僕はピアニストだから、やり過ぎてしまう傾向がある。エレクトロニック・ミュージックはシンプルなのが1番だからね。この前、ジェイムス・ブレイクとランチしたんだ。彼のアルバム聴きながら。あれはシンプルで本当に美しい。僕はもっといろいろ手を加えたいって思っちゃうけど、彼は最小限に抑える才能がある。そこが大好きなんだ。曲というより絵画のようだ」

次作はエレクトロニック系になるのかもしれない。が、その前に、エルトン・ジョンは3月、40周年を記念し名盤『Goodbye Yellow Brick Road』(1973年)をリイッシューする。スーパー・デラックス盤はカバー・アルバム(下記参照)や1973年のライヴを収めたCD4枚にボーナスDVD&ブック付。デラックス盤はフォール・アウト・ボーイ、エミリー・サンデー、エド・シーランらがエルトンの名曲をカバーした『Goodbye Yellow Brick Road Revisited . . . and Beyond』が付随する。

『Goodbye Yellow Brick Road Revisited . . . and Beyond』には以下のアーティストが参加した。

1.「Candle In The Wind」エド・シーラン
2.「Bennie and the Jets」ミゲル
3.「Goodbye Yellow Brick Road」 ハンター・ヘイズ
4.「Grey Seal」 ザ・バンド・ペリー
5.「Sweet Painted Lady」 ジョン・グラント
6.「All The Girls Love Alice」 エミリー・サンデー
7.「Your Sister Can’t Twist (But She Can Rock And Roll)」 イメルダ・メイ
8.「Saturday Night's Alright For Fighting」 フォール・アウト・ボーイ
9.「Harmony」 ザック・ブラウン・バンド

『Goodbye Yellow Brick Road』のリイッシュー盤はUKで3月24日、USAで25日にリリースされる。

Ako Suzuki, London

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