【インタビュー】DAIGO、1stソロアルバム『DAIGOLD』完成「自分の中でキラキラ輝いていた素材たちを曲に作り上げた、ある意味、僕の生き様」

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■とにかく“俺の作品”にこだわって全曲作詞作曲をした
■『DAIGOLD』があるから次にいけるっていう気持ちはあります

──それにしてもすごいです。お忙しい中、よくぞここまでパワフルでカラフルなアルバムを完成させましたよね。

DAIGO:やっぱり大変だったので、次のソロアルバムはそれこそ4年後(笑)、オリンピックぐらいの周期になっちゃう可能性もありますよね。

──そこで思うのは、たとえばソロアルバムを作る方法論のひとつとして作詞家の方、作曲家の方に依頼するということもできたんじゃないかな、と。あるいはDAIGOさんは人脈も広いからいろんなゲストミュージシャンを呼ぶことで、アルバムのバラエティさを演出することもできたはずで。でも今回は自身の作詞作曲にこだわったものであり、多彩なゲストミュージシャンを招いて話題性を高める方向へはいかなかったわけですよね。そこには理由があるのかなって。

DAIGO:やっぱりDAIGO☆STARDUST以来のソロアルバムでもあるし、DAIGOとして初めてのアルバムなので、とにかく俺の色をディープに感じてもらいたいし、俺がこういう曲を書いて歌ってるっていうのも知ってほしい。そういうアルバムを出したかったんです。だから1作目はとにかく“俺の作品”にこだわって全曲作詞作曲もするし、アレンジャーともしっかり話をして、『DAIGOLD』っていうタイトルにもふさわしいアルバムにしよう、と。最初にも言いましたけど、俺の人生のすべて、それなりの道を歩いて35歳の今、この場所にたどり着いてた、そのひとつの集大成にもしたかったし。

──まずはDAIGOとしての金字塔を打ち立てたかった。

DAIGO:そうですね。ただ、そういう作品をここで出せたので、今後はいろんな方法論でやっていくのも面白いかなとは思ってます。コラボとかも楽しいと思うし、いろんな人の曲を歌うことも面白いだろうし、自分がいいなと感じられることは片っ端からやっていきたいですね。

──この先、いろんなことをやるためにもこの『DAIGOLD』が必要だったということですね。

DAIGO:そうなんです。もちろんこの作品もいろんな人の力を借りて出来上がったものなんですけどね。でも、これがあるから次にいけるっていう気持ちはあります。もしかしたら次のアルバム、本当に1曲も自分で作ってない可能性もあるかも。思い切って振り切って(笑)。

──それもいずれ聴いてみたいですけどね。

DAIGO:全部人に任せちゃって、俺は歌うだけっていうね。クセになっちゃったらどうしよう(笑)。でも、やっぱりそれがまた自分の曲作りにも反映されると思うんですよ。“やっぱりこういう曲が歌いたいんだ”って改めてわかったり、逆に“俺、こういう曲も歌えるんだ。じゃあ自分でも作ってみよう”とかね。過程はどうであれ、いずれはすべてが金色に輝く、そういうものになればいいなと思うので。そもそも作ること、クリエイティヴしていくことは大好きですしね。

──クリエイティヴといえばアルバムリリースの4日後にはツアーもスタートしますが。

DAIGO:“DAIGO”として、しっかりと全国を回るのは初めてだし、今後、いつまたソロツアーがあるか、正直わからないんですよ。アルバムが4年後だとしたらツアーも4年後になっちゃうかもしれないので(笑)、そういう意味でもぜひ会いにきてほしいですね。このアルバムの1曲1曲が輝くライヴにしたいし、観てくれるみんなも輝いて楽しんでくれれば、俺もさらに輝ける。キラキラしたゴールドの連鎖を紡いでいけたらいいなと思いますね。

──ステージでは、このアートワークにあるナポレオンの衣装も登場しますか。

DAIGO:あるでしょうね、完全に。元も取らなきゃいけないんで、そこは(笑)。一点もののオートクチュールですからね。

──ところでなぜアートワークをナポレオンに? 憧れの人物なんですか。

DAIGO:いや、なんか午年だし……。

──え、そこ(笑)?

DAIGO:ははは。そう。馬に乗りたいなと思って(笑)。そこから連想していったらナポレオンのあの代表的な肖像画(ジャック・ルイ・ダヴィッド作『サン=ベルナール山からアルプスを越えるボナパルト』)が浮かんだので、それ風なものをイメージして撮ったという。

──ともあれ、渾身のジャケットも含め、たくさんの人に手に取ってほしいアルバムになりましたね。

DAIGO:ホント、まずは聴いてほしい。試聴でもなんいいからとにかく一回、聴いてもらうこと。それがすべてなので。で、聴いてくれた人が“この曲がよかった”“この歌詞が好き”とか思ってくれたらうれしいです。極論、“DAIGOって曲書けるんだ~!”っていう視点でも全然いいっすよ(笑)。これを聴いて、そこにひとつ気づいてもらえればそれだけでも僕は充分。まずは触れてもらうことが第一歩なので。曲タイトルにもありますけど、まさしく“さわって”ほしいアルバムです。

取材・文◎本間夕子




■1stフルアルバム『DAIGOLD』
2014年3月5日発売
【初回限定盤A(CD+DVD)】ZACL-9072 \4,000+税 ※スリーブケース仕様
【初回限定盤B(CD+DVD)】ZACL-9073 \4,000+税 ※スリーブケース仕様
【通常盤】CD+DAIGOカード全3種(ランダムで1枚封入)※初回生産分のみ ZACL-9074 \3,000+税
1. THEME OF DAIGOLD-
2. STAY GOLD
3. BUTTERFLY
4. 無 限∞REBIRTH
5. Realize
6. いま逢いたくて…
7. ジェラルミン
8. POP☆CORN
9. I Wish
10. REVOLUTION EVOLUTION
11. いつも抱きしめて
12. さわって
13. YELL

<DVD収録内容>※初回限定盤A
DAIGO MUSIC CLIP COLLECTION
1. いつも抱きしめて -Music Clip-
2. 無限∞REBIRTH -Music Clip-
3. BUTTERFLY -Music Clip-
4. いま逢いたくて… -Music Clip-
5. いつも抱きしめて -Music Clip Another Edit-
6. BUTTERFLY -Music Clip Another Edit-
いま逢える35歳 “DAIGO” Special Movie

<DVD収録内容>※初回限定盤B
Document Movie~ アルバム「DAIGOLD」が出来るまで

【完全生産限定GOLD盤(Musing限定)】ZACF-9003 \6,500+税
CD+DVD+オリジナルグッズ+特殊パッケージ仕様
<DVD収録内容>
DAIGO LIVE TOUR 2013“BUTTERFLY”LIVE映像 2013.12.28 at 大阪国際会議場
1. BUTTERFLY
2. Realize
3. いま逢いたくて…
4. BUTTERFLY(DANCE Version)
5. STAY GOLD
6. 無 限∞REBIRTH
7. いつも抱きしめて
<特殊パッケージ仕様>
・CD:GOLD DISC
・トールサイズ2面デジパック
・三方背BOX
・シリアルナンバー
・直筆サイン入りカード
・DAIGOLDピンバッジ
・ポストカードセット(3枚組)

※全仕様共通封入特典(初回生産分のみ)
全国5都市リリースイベント参加券封入

■<DAIGO LIVE TOUR 2014 “DAIGOLD”>
2014年3月09日(日) 埼玉・東松山市民文化センター
2014年3月16日(日) 福岡・福岡国際会議場 メインホール
2014年3月21日(祝・ 金) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
2014年3月29日(土) 大阪・NHK大阪ホール
2014年3月30日(日) 島根・出雲市民会館 大ホール
2014年4月06日(日) 北海道・札幌市教育文化会館 大ホール
2014年4月12日(土) 神奈川・厚木市文化会館 大ホール
2014年4月19日(土) 宮城・仙台市民会館 大ホール
2014年4月28日(月) 東京・TOKYO DOME CITY HALL
2014年4月29日(火・ 祝) 東京・TOKYO DOME CITY HALL


◆DAIGO オフィシャルサイト
◆BREAKERZ オフィシャルサイト

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