【インタビュー】少年記、関西発V系バンドの濃密2ndシングル完成「R&BをV系として聴かせて“何これ!?”って思わせたかった」

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■表情が対照的な2曲は、ライヴのことも考えて構成を組み立てた
■2曲ともこれからの少年記にとってすごくいい武器になる

──ちなみにカップリングは、もともと違う曲で制作を進めてたんだとか。

コウ:そうなんですよ。別の曲をNaoとeikiにアレンジしてもらってて。その時、僕がストックを聴きあさっていたら、この曲のデモが出てきて“あ、やっぱりこっちだ!”と。それで、2人に「やっぱこれにしよう!」って言ったら、2人ともア然としちゃって(笑)。もう締め切りも近い時に(笑)。

──そういう時って“また始まった……”みたいな感じですか?

eiki:ははは。それはちょっとあるかもしんない(笑)。でもそれより、いいものを作ろうっていうのがありますから。

コウ:やっぱり伝えることって一番大事だと思っているので。もし仮に“ただの煽り曲でええやん”って感じで曲を作ったとしても、絶対愛せないし、ライヴのセットリストに入れるのも嫌だし、やってても気持ちよくないと思うんです。そういう意味ではメンバーに迷惑をかけることもあるんですけど、やっぱり妥協はできないですね。

怜:それはコウだけに限らず、メンバー全員一緒だよね。いいものを作るためには妥協しない。

eiki:うん。いつも120%で臨んでます。

──じゃあ今作ができた時は……。

コウ:できた時はもう次のことを考えてました(笑)。でも、表情が対照的な2曲ができて。歌詞も自信があるし、ライヴのことも考えて構成を組み立てたので、2曲ともこれからの少年記にとってすごくいい武器になるなと思ってます。

──6月8日のレコ発主催、高田馬場AREAでこの曲たちがどう放たれるのかも楽しみです! ところで……もう1ついいですか? 少年記は“イケメンバンド”って紹介されることも多いじゃないですか。それに関して、メンバーはどう思ってるんでしょう?

eiki:ブサメンって書かれるよりはいいかなと(笑)。

──正直でいいと思います(笑)。なんでそんな質問をしたかというと、今作を聴いて、少年記は男の子にも聴かれるべきバンドだと思ったんです。でも“イケメンバンド”って書かれると、女の子はともかく、同性からは反発されて敬遠される危険性もあるんじゃないかなと。

Nao:でも“イケメンバンドなんでしょ?”と思って、いざ聴いてみたら、“え? 曲もイケメンじゃん!”ってなってくれたらいいと思うんですよ。そういう意味でも、今回の2ndシングルは自信があります。

──じゃあ、イケメンバンドと言われることは。

コウ:嫌いじゃないです(笑)。

怜:悪い気はしてないです、全然(笑)。

取材・文◎赤木まみ


■2nd SINGLE「ガゼルバベル」
2014.5.21リリース
CCR-004 ¥926 + tax
1.ガゼルバベル
2.LONELINESS PRINCESS

■<
少年記レコ発主催『GAZELLEBABEL』>
2014.06.08(日)高田馬場AREA
OPEN:16:00 START:16:30
[CAST]少年記 / SRASH NOTES GARDEN / Black Klaxon / フーデッドシール / クレイドル / JILLED RAY / 他
ADV:¥3000 DOOR:¥3500
[プレイガイド]
・少年記物販(A1~100) Thank You Sold Out!!
・イープラス(B1~350)
・当日
※バンド予約はありません。
※番号をシャッフルして販売致します。1回の購入につき、お1人様4枚まで(更にお買い求めの方は、列に並び直して の購入をお願い致します)
一般発売日:2014年4月5日(土)
入場順:整理番号順入場(A→B→当日)
[問]高田馬場AREA (03-3361-1069)
●6月8日(日) 高田馬場AREA 少年記レコ発主催『GAZELLEBABEL』入場特典決定!
『ガゼルバベル』MV OFF SHOT DVD "Director's Cut"(メンバー4人 それぞれにフォーカスしたOFF SHOT映像を収録)


◆少年記 オフィシャルサイト

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