キッス、ラスベガスで9公演

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キッスがラスベガス公演を敢行すると発表した。

11月5日からハード・ロック・ホテル・アンド・カジノ内のザ・ジョイントで9公演を行う予定で、ポール・スタンレーは、今回の公演が今まで行ったどんな公演よりも大規模でいい出来になると語った。

「君らが思うキッスがどうであろうと、今回はそれをさらに高めるつもりだぜ。キッスがステロイド剤を使用しているとするなら、これはその2倍の量を摂取しているような状態になるよ」

会場の収容人数は3200人で、キッスが通常公演を行うにしては小規模なものになるが、制限されることはなく、新しいことに挑戦する機会となるとポールはUSA・トゥデイ紙に語っている。「小さな会場ってことは通常何かを諦めるってことなんだ。ザ・ジョイントで公演することで最高なことと言えば、何かを加えることができる機会を与えられるってことなんだよ。ブロードウェイの舞台と同じで、変わらない装置があるということは、毎回移動のために解体しないですむんだ。だから、いつもは出来ないことができるってわけさ」。

現在デフ・レパードと共にヘッドラインを務めるツアー中のキッスは同ツアーで使用している「蜘蛛のステージ」をラスベガスのショーでも使用するものの、同じ内容のショーになることはないと強調している。

「ずっと言っているけど、同じショーにはならないよ。俺らはずっと出来なかったキッスのショーが出来るというラッキーなポジションにいるんだ。5ポンド(2.8キロ)のバッグに10ポンド(約4.5キロ)の火薬を詰めてやるよ。キッスを観にきた観客は、4人の男が火炎の中から登場するのを目の当たりにするんだ。ステージに俺らが登場するたびにビクトリー・ランになるのさ。永遠に終わらないレースであり、勝ち続けるレースなんだ」──ポール・スタンレー
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