キッス「オリジナル・メンバーでの再結成は二度とない」

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この春、ロックの殿堂入りのセレモニーでオリジナル・メンバー4人が一堂に会したキッスだが、ジーン・シモンズは今後このラインナップで再結成することはないと言い切った。

◆キッス画像

『The Tampa Tribute』のインタビューで「もし彼らが心を入れ替えたらリユニオンを検討するか?」と問われたジーン・シモンズはこう答えた。「あり得ない」「俺らは時を変え3度もその舞を舞ってるんだ。俺らがリユニオンすることはない。(現在のメンバーである)トミーやエリックに不公平だ。正しくない」

「殿堂入りをエースとピーターとやったのは、ファンが望んでいたからだ。でも、トミーとエリックが認められなかったのは屈辱だよ。彼らはエースやピーターより長くバンドにいるっていうのに」

また、ツアーからの引退を表明するバンドが少なくない中、キッスもこの先そう長くはやっていけないと考えているようだ。ジーン・シモンズは「俺らはストーンズのようなことはできない。彼ら、70代だろ。チャーリーは73歳だが椅子に座っている。彼らはスニーカーとTシャツでパフォーマンスしている。でも、俺は20キロ以上あるギアを着けているんだ。あと数回ツアーはやる。でも、70代になったらやっていない」と話した。ちなみにトミー・セイヤーとエリック・シンガーはまだ50代だが、ポール・スタンレーは62歳、ジーン・シモンズは8月に65歳の誕生日を迎える。

キッスは現在、デフ・レパードとジョイント・ツアー中。11月にはラスベガスで9日間のスペシャル公演を開く。

Ako Suzuki, London
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