【イベントレポート】華原朋美、スカイツリーをバックに「レリゴー」カバーを披露＆デビュー20周年の年間計画を発表

華原朋美が、2月14日に東京スカイツリータウンにてスペシャルイベントを開催。そのステージで、2015年にデビュー20周年を迎える自身の年間計画を発表した。

◆華原朋美　画像

このイベントは2月11日に同時リリースしたアルバム『MEMORIES -1 & 2 Special Limited Edition-』とLIVE DVD＆Blu-ray『TOMOMI KAHARA CONCERT TOUR 2014 ～MEMORIES～』の発売を記念して実施されたもので、イベント後には購入者を対象とした握手会も行われた。

イベントはバレンタインで賑わう、東京スカイツリータウンの4階 スカイアリーナにあるアイススケートリンクで行われ、華原は集まったファンの歓声に迎えられながらスケートリンク内に登場。冒頭、屋外ということもあり、「寒い中ありがとうございます」と挨拶しつつ、真後ろにそびえ立つスカイツリーに興奮の様子を見せていた。

まず、発売されたばかりの『MEMORIES -1 & 2 Special Limited Edition-』について華原は、「カバーを歌わせていただくという責任感があった」としながら、「カバーを歌って人生を振り返ることができ、ツライこともあったけど、それがあったから今があるということを思えたアルバムになりました。振り返ることはすごくいいことです」としみじみ語り、「自分自身成長もできたし、たくさんの方に聴いていただいて、しかも（『MEMORIES』シリーズ2作が）日本レコード大賞の「企画賞」もいただきました」と続けた。

そして、2015年でデビュー20周年を迎えるにあたり、年間計画が発表された。その詳細は、5月に9年ぶりのオリジナルシングル発売、6月に20周年記念のベストアルバム、さらに夏に全国ツアーを開催という、ファンにはうれしい盛りだくさんな内容だ。

発表を聞いた華原は、「スタッフの皆さんが先のスケジュールを考えてくれていることがうれしい」と喜び、「頑張ります！」と満面の笑みを見せた。また、現在華原は、新作に向けて歌詞を書いているとのことで、「ウミガメが卵を産むように、涙を流しながらひと文字ひと文字を生んでいます」と話し、「きちんと言葉で伝えたい。自分の人生は誰にもマネできないものだったと思うし、それが今度は誰かの為になったらいいなと願いを込めて書いている」と明かした。

そして、スケートリンク360度を囲む観客が見つめるなか、華原は『MEMORIES -1 & 2 Special Limited Edition-』に収録されている、「レット・イット・ゴー～ありのままで～」のカバーを初披露した。この曲について「大好きな歌だし、カバーさせていただいてうれしい限り」と語る華原は、澄んだ空にくっきりとそびえ立つスカイツリーをバックに歌唱。寒さでピンとはりつめるような空気の中、氷の上から伸びやかに美しく響くその歌声は、とても心地よいものだった。




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