chay、ツアーファイナルはめくるめく衣装チェンジとファンからのサプライズ。

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chayが、ファーストアルバム『ハートクチュール』を引っさげて自身初となる全国ツアー<ハートクチュールツアー>を開催し、7月4日(土)に赤坂BLITZにてファイナル公演を迎えた。

◆chayライブ画像

会場に満員のオーディエンスが駆けつけた中、ステージ上ではパントマイムやバルーンアートのショーが始まり、「ボンジュール!!」という声と共に赤と白の水玉のドレスに、シルバーのパンプス、大きな白いリボンをつけたポニーテールのchayが登場した。1曲目の「ハートクチュール」では、まるでパリのカフェにいるような気分にさせるレトロな雰囲気を演出。続けて「恋はスペシャル」を披露し、「みんなに会えるのを本当に楽しみにしていました。みんなにとって今日という1日がキラキラと輝きますように。」と話し、「Twinkle Days」につなぐと、サビでは観客がタオルを振る一面も。言葉通りキラキラとしたステージに、会場も一気に盛り上がった。



「次の曲は、不可能を可能にするというテーマで書いた曲です。みんなの背中を押せたらいいなと思って書きました」と紹介した「Wishes」では、ファンが手にするハートのライトが赤色に染まり、場内は綺麗なイルミネーションに包まれていた。

そんな空間から一変、ステージは突然暗くなり雷が鳴り始めると、スクリーンにも雨が一気に降り注いだ。そこに、真っ赤な花びらのような傘をさしてベージュのトレンチコートに身を包んだchayが登場。「Singin' In The Rain」を、今度は青色のハートのライトに包まれながら歌うと、雨もやみ、今度は小鳥のさえずりが……そして「みんな、今日は何曜日ですか?!」と、白いレースのドレスに花飾りを頭につけたchayが登場し、「Weekend!」をパワフルにパフォーマンスした。続く「Love is lonely」では、ピンクのソファーに腰掛けながら、恋心を打ち明けるように切ない歌声を響かせたという。




続くカバーコーナーでは、chayにとって大切な曲でもある「We Are Never Ever Getting Back Together」、「True Colors」、「Let It Be」をギター1本弾き語りで披露し、このツアーで成長した姿をしっかりと見せた。

スクリーンに無数の星が映し出されると、淡いブルーのロングドレスにティアラをつけたchayが「Forever」をやさしく、そして力強く歌い上げ、続く「Half Moon」で会場を穏やかな空気で包み込んだ。すると突然、ミュージカルでも始まったかのようなリズムで空気は一変、「ここから盛り上がっていくよー!みんなとんで!!」という元気な声とともに、本日5つ目の衣装は、chayといえばお馴染みとなったピンクのワンピースだ。「Summer Darling」ではみんなでタオルを振り回し、一気に会場のボルテージがMAXを迎え、その勢いのまま「あなたに恋をしてみました」に突入し観客と一緒に歌う場面もあった。そして、“努力して頑張れば、いつかきっと実現できる”ということを知った19歳の時の気持ちを綴った「nineteen」で本編を締めくくり、chayはステージを後にした。



アンコールを待つ会場からは、chayを呼ぶ「はじめての気持ち」の大合唱が始まり、「アンコールありがとうー!」と、白のショートパンツに赤と白の水玉のリボン、そして、ファンからのプレゼントという“chay”の文字がキラキラに施されたピンクのTシャツ姿で登場した。「Go Go!」で再び会場を盛り上げ、疲れを全く感じさせないほど元気なステージを披露。「この場所は唯一みんなと触れあえて、共有できる本当に大切な場所で、いっぱいいっぱいこうやって会えることで夢が膨らんでいきます。これからもみんなの背中を押せるような、素敵な曲をつくっていきたいと思っているので、これからも宜しくお願いします!本当にありがとう!」と一言一言を噛みしめるように言葉を紡いだ。

本当に最後の曲「together」が流れると、chay本人も驚くサプライズが。黄色いハート型の紙が会場一面に敷き詰められ、そのすべてにひとりひとりからのメッセージが綴られていたのである。ファンからの暖かいサプライズにchayも涙をこらえながら何度も“ありがとう”の気持ちを伝え、自身初のツアーは大成功に幕を閉じた。

撮影:古溪一道

◆LINE MUSIC「chay 30songs」プレイリスト
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