デヴィッド・ギルモア、ピンク・フロイドの名曲を再現

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9月23日発売となるアルバム『飛翔』に伴ったデヴィッド・ギルモアのワールド・ツアーが9月12日からスタート、同時にツアーのリハーサルよりセカンドシングル「Today」のライヴ映像が初公開された。

◆デヴィッド・ギルモア画像


<The Rattle Thar Lock World Tour>の初日公演はクロアチアのプ―ラ・アリーナで行なわれた。プ―ラ・アリーナはローマ時代の円形闘技場で、紀元1世紀に建造されたクロアチアの歴史遺産としても有名な場所だ。ステージには数々のピンク・フロイドのツアーで使用されていた巨大な円型スクリーンが登場し、想像力を掻き立てる様々な神秘的な映像が映し出され、ピンク・フロイド時代を彷彿させる「音と映像の融合」を見事に再現したライヴ・パフォーマンスを繰り広げた。

コンサートは最新作『飛翔』のオープニング・ナンバーでもあるインスト・ナンバー「午前五時の旋律」からスタート。新作『飛翔』からはこの曲を含めて7曲が披露された。まだアルバム発売前で音源がすべて解禁されていないため、既に公開されているシングル2曲を除く5曲がこの日フルで初めて披露されるというワールド・プレミアとなった。

セットリストにはピンク・フロイドの名曲の数々が登場する。2部構成のファースト・セットでは、1973年の名盤『狂気』の「マネー」「アス・アンド・ゼム」がデヴィッド・ギルモアのソロ・ツアーでは初めて演奏され、1975年『炎』より「あなたがここにいてほしい」、1994年『対(TSUI)』の「運命の鐘」などが演奏された。休憩のあとのセカンド・セットのオープニングはピンク・フロイドのデビュー盤1967年『夜明けの口笛吹き』の「天の支配」、続けて1975年『炎』から「クレイジー・ダイアモンド」、更に1970年『原子心母』から「デブでよろよろの太陽」と3曲連続披露。また、こちらもデヴィッド・ギルモアのソロ・ツアーでは初めて披露された1987年『鬱』の「時のない世界」、1980年『ザ・ウォール』の「ラン・ライク・ヘル」など、全20曲中、11曲ものピンク・フロイド・ナンバーが披露されている。こと「アス・アンド・ゼム」と「ラン・ライク・ヘル」は、デヴィッド・ギルモアにとってピンク・フロイドの1994年<The Division Bell Tour>以来約21年振りのライヴ演奏となった。

アンコールの「タイム~ブリーズ(リプライズ)」(『狂気』収録)ではピンク・フロイド時代のライヴでも使用された映像がスクリーンに投影され、ラストの「コンフォタブリー・ナム」(『ザ・ウォール』収録)ではギルモアの天にも昇るが如く、素晴らしいギターソロで5000人の観客を魅了した。

デヴィッド・ギルモアのフル・ライヴ・ショーは、2006年8月26日ポーランドのグダニスク公演以来9年振りとなるものだ。ワールド・ツアーはこのあと9月22、23、24日、10月2、3日のロンドンのロイヤル・アルバート・ホール5公演を含む全11公演のヨーロッパ・ツアーを敢行。チケットは全公演ソールド・アウトとなっている。その後は12月に南米5公演、2016年3月~4月に北米11公演が控えている。ニュー・アルバム『飛翔』の日本発売は、9月23日だ。

<The Rattle Thar Lock World Tour>
First Set:
1.午前五時の旋律/5am(New Album『飛翔』2015)*
2.ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔/Rattle That Lock(新作『飛翔』2015)*
3.夢のままに/Faces Of Stone(New Album『飛翔』2015)*
4.あなたがここにいてほしい/Wish You Were Here(ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』1975)
5.天国への小舟(リチャード・ライトへ捧ぐ)/A Boat Lies Waiting(New Album『飛翔』2015)*
6.ザ・ブルー/The Blue(『オン・アン・アイランド』2006)
7.マネー/Money(ピンク・フロイド『狂気』1973)**
8.アス・アンド・ゼム/Us And Them(ピンク・フロイド『狂気』1973)**
9.狂気の世界/In Any Tongue(New Album『飛翔』2015)*
10.運命の鐘/High Hopes(ピンク・フロイド『対(TSUI)』1994).

Second Set:
11.天の支配/Astronomy Domine(ピンク・フロイド『夜明けの口笛吹き』1967)
12.クレイジー・ダイアモンド/Shine On You Crazy Diamond(Parts 1-5)(ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』1975)
13.デブでよろよろの太陽/Fat Old Sun(ピンク・フロイド『原子心母』1970)
14.オン・アン・アイランド/On An Island(『オン・アン・アイランド』2006)
15.黄色いドレスの少女/The Girl In The Yellow Dress(New Album『飛翔』2015)*
16.今日を生きる/Today(New Album『飛翔』2015)*
17.時のない世界/Sorrow(ピンク・フロイド『鬱』1987)**
18.ラン・ライク・ヘル/Run Like Hell(ピンク・フロイド『ザ・ウォール』1980)**
Encores:
19.タイム~ブリーズ(リプライズ)/Time~Breathe(reprise)(ピンク・フロイド『狂気』1973)
20.コンフォタブリー・ナム/Comfortably Numb(ピンク・フロイド『ザ・ウォール』1980)
*New Album『飛翔』収録曲
**デヴィッド・ギルモアがソロ・ライヴで初めて演奏したピンク・フロイド・ナンバー


『飛翔』

9月23日発売
DISC1 CD日本盤のみ高品質Blu-spec CD2仕様
1 午前5時の旋律*
2 ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔
3 夢のままに
4 天国への小舟(リチャード・ライトに捧ぐ)
5 哀愁の舞踏
6 狂気の世界
7 ビューティ*
8 黄色いドレスの少女
9 今日を生きる
10 未来への飛翔*
*インストゥルメンタル/他7曲は歌詞・ヴォーカル入
DISC2 Bonus: BD or DVD
●AUDIO-VISUAL(未発表映像)
1.バーン・ジャム1
2.バーン・ジャム2
3.バーン・ジャム3
4.バーン・ジャム4
5.ミュージック・ビデオ制作秘話(アラスデア+ジョック)*
6.「ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔」(ミュージック・ビデオ)
7.ミュージック・ビデオ制作秘話(ダニー・マッデン)*
8.「黄色いドレスの少女」(ミュージック・ビデオ)
9.ポリー・サムソン&デヴィッド・ギルモア・インタビュー(ボリス・ハウス・フェスティヴァル)*
10.メイキング・オブ・ザ・ラトル・ザット・ロック *
*日本語字幕付
●AUDIO ONLY(未発表ヴァージョン)
11.ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔(Extended Mix)
12.黄色いドレスの少女(Orchestral Version)
13.ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔(Youth Mix-12” Extended Radio Dub)
14.ラトル・ザット・ロック~自由への飛翔(Radio Edit)
●SAROUND SOUND ALBUM 5.1 sound, PCM Stereo
<Blu-ray Version>:
*『飛翔』アルバム・ハイレゾ音源(96kHz/24 bit):5.1 サラウンド(PCM and DTSマスター・オーディオ)とステレオ・ヴァージョンを収録
<DVD Version>:
*『飛翔』アルバム・ハイレゾ音源(48kHz/24 bit):5.1 サラウンド(PCM and DTSマスター・オーディオ)とステレオ・ヴァージョンを収録



◆デヴィッド・ギルモア・オフィシャルサイト(海外)
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