ザ・ビートルズ、エプスタインと交わした契約書が6,600万円で落札

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1962年、ザ・ビートルズとブライアン・エプスタインとの間で交わされたマネージメントに関する契約書がオークションに出品し、火曜日(9月29日)、36万5,000ポンド(約6,650万円)で落札された。

◆契約書画像

彼らは1962年10月1日、エプスタインのオフィスで契約書に署名。ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンは21歳以下だったため、彼らの父親たちもその場に招集されたそうだ。ザ・ビートルズはその4日後、1stシングル「Love Me Do」をリリースした。

エプスタインは同年1月にザ・ビートルズと契約を交わしていたが、そのときドラムはリンゴ・スターではなくピート・ベストだったため、新たに契約を結び直した。ポール、ジョン、ジョージ、リンゴの4人とエプスタインの間で交わされた契約書は今回落札されたもの1枚しかないという。

マネージメントの契約期間は5年と記されているが、奇しくもエプスタインはそれが切れるひと月ほど前、1967年8月27日に亡くなった。

ポップ/ロック史で最も重要な書類の1つと考えられ、予想落札価格は50万ポンド(約9,100万円)だったが、それには達しなかった。

ザ・ビートルズ関連の契約書では、2週間ほど前、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ピート・ベストが1961年ドイツで交わしたレコード契約書が7万5,000ドル(約900万円/手数料を加えると約1,120万円)で落札された。ザ・ビートルズ名義ではなかったが、彼らが初めて交わしたレコード契約書だった。

Ako Suzuki
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