レーナード・スキナード、名作完全再現の必見映像作品

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レーナード・スキナードの最新ライヴの映像作品DVD1枚+CD2枚組(内容はDVDと同じ)が登場する。初期の名作『レーナード・スキナード』『セカンド・ヘルピング』を曲順通りに演奏した、ファンにはたまらない内容だ。

◆レーナード・スキナード画像


このライブは、レ―ナード・スキナードが地元フロリダのジャクソンビルにあるフロリダ・シアターで、2015年4月に行った最新ライヴとなる。初期の名2作品を全曲アルバムの曲順通りに演奏した初の試みのライヴで、彼らのライヴに欠かせない代表曲の数々はもちろん、これまでライヴでは演奏されたことのなかった曲も含まれ、ファンと一体となって盛り上がる貴重な映像作品となっている。

会場が彼らの地元フロリダということもあり、まるで同窓会的にような盛り上がりをみせている。ジョニー・ヴァン・ザントの「知っている顔がいるぞ」というMCコメントや、観客の熱狂的ながらどこか温かみのある声援によって、バンドの演奏も全編盛り上がるようすが捉えられている。

アル・クーパーに見いだされ、1973年デビュー作『レーナード・スキナード』、翌1974年『セカンド・ヘルピング』と立て続けに名作を発表、サザン・ロックのトップ・グループに躍り出るも、レーナード・スキナードは1977年にロニー・ヴァン・ザントや当時のギタリスト、スティーヴ・ゲインズ等が悲劇の飛行機墜落事故に遭い、天に召されてしまう。

『レ―ナード・スキナード』には「アイ・エイント・ザ・ワン」「ギミー・スリー・ステップス」「チューズデイズ・ゴーン」、そして独創性に富んだ「フリー・バード」等が収録されており、『セカンド・ヘルピング』には「ワーキング・フォー・MCA」「スワンプ・ミュージック」「コール・ミー・ザ・ブリーズ」、そして彼らのサザン・ロック代表曲である「スウィート・ホーム・アラバマ」等が収録されているロック・ファンにとっては忘れられない作品だ。

ボーナス特典映像には、ライヴの舞台裏でのゲイリー・ロッシントン、ジョニー・ヴァン・ザント、リッキー・メドロックを中心としたインタビューも収録されている。キャリア・スタート時の回想、オリジナル・メンバーへの敬意、故ロニー・ヴァン・ザントの思い出と初期作の制作秘話など、それは貴重な話ばかりだ。さらに照明やローディーなどのツアー・クルーにもスポットが当てられている点も、彼らのクルーへの愛情が表れているポイントだ。インタビュー後半には「インタビューNG集」も登場する。ツアーが多いため「俺はトラック運転手になっていたほうがもっと成功していたな」と言うリッキー・メドロック、クルーに対して愛情たっぷりと「本当は減給を受け入れてほしい」と言うゲイリー・ロッシントン他によるジョークが連発され、彼らの素顔も垣間見れる楽しい内容となっている。

『レーナード・スキナード / ライヴ・アット・フロリダ2015~「レーナード・スキナード」「セカンド・ヘルピング」再現ライヴ』

2015年10月28日発売
DVD+2CD 6,000円(本体価格)+税 YMBA-10605/7 日本語字幕付き
解説:佐藤英輔
発売:ヤマハミュージックメディア
販売:ソニー・ミュージックマーケティング
『レーナード・スキナード(1973)』再現ライヴ
1.アイ・エイント・ザ・ワン
2.チューズデイズ・ゴーン
3.ギミー・スリー・ステップス
4.シンプル・マン
5.シングス・ゴーイン・オン
6.ミシシッピー・キッド
7.ポイズン・ウイスキー
8.フリー・バード
『セカンド・ヘルピング(1974)』再現ライヴ
9.スウィート・ホーム・アラバマ
10.アイ・ニード・ユー
11.何も聞かないで
12.ワーキン・フォー・MCA
13.カーティス・ロウのバラード
14.スワンプ・ミュージック
15. 針とスプーン
16.コール・ミー・ザ・ブリーズ
《ボーナス映像》
バックステージ・インタビュー
※1~8 : CD Disc1
※9~16 : CD Disc2

ゲイリー・ロッシントン(g)
ジョニー・ヴァン・ザント(vo)
リッキー・メドロック(g)
マイケル・カーテロン(ds)
マーク・マテカ(g)、
ピーター・キーズ (kyd)
ジョニー・コルト(b)
2015年4月2日、3日 フロリダ、ジャクソンビル「フロリダ・シアター」にて収録

◆オフィシャルサイト
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