【インタビュー】ミライスカート「シンデレラになるには足りないですよぉ。まだ13分くらい前」

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■4人が語る“はんなり&POP”な
■「千年少女~Tin Ton de Schon~”の魅力


――先にも軽く話は出ていましたが、ここからは収録曲の魅力を聴きたいと思います。まずは表題歌の「千年少女~Tin Ton de Schon~」を耳にしたときの印象から、それぞれ聞かせてください。

奈緒美:最初に歌詞を読んだときから、「自分の気持ちをそのまま書いてくれた歌だなぁ」と感じていました。だからこそ、歌うときも気持ちを込めやすかったです。しかも、聴いていて歌がスーッと胸に溶け込んでくるんですね。だから、第一印象の時点で「好きな歌」と思ってました。それと、『千年少女~Tin Ton de Schon~』はテンポの速いところも気に入っています。アイドルの曲って大体テンポが速い。だから、「おーっ、ミライスカートにも速い曲がきたぁ」と嬉しがっていたのも覚えてます。実際に歌っていても、テンション上がってくからね。

――好きな歌詞や、自分なりに共鳴した言葉もあったら教えてください。

奈緒美:「誰もにも知られずにひとり泣いた夜もあったけど」というところ。私も、泣くまではいかないんですけど、人に言えない悩みを部屋で孤独に考えてたこともありました。この4人でも悔しさや悲しさから一緒に泣いたことだってあったし、「千年少女~Tin Ton de Schon~」を歌いながら「そんな時期もあったなぁ」と思い返していました。

――でも、今は…

奈緒美:心は強くなりました!

――珠菜ちゃんは、「千年少女~Tin Ton de Schon~」に対してどんな印象を持ちましたか?

珠菜:「千年を駆け抜ける感じ」って言うのかな? すごく疾走感あふれる楽曲。しかも、とてもキラキラしているんです。だから、ライブで歌っていても楽しくなれます。

――歌詞についての印象は、どうでした?

珠菜:タイトルや歌詞に「Tin Ton de Schon」という言葉が出てくるんですけど、私、最初どういう意味なのかわかんなくって聞いたら、三味線の「ちんとんしゃん」という音のことなんですね。その言葉も、「“はんなり&POP”を掲げてるミライスカートらしくていいなぁ」と思いました。

――リーダーは、「千年少女~Tin Ton de Schon~」をどんな気持ちで受け止めましたか?

真理奈:「千年少女~Tin Ton de Schon~」はすごくポジティブな歌詞なんですね。だから「自分たちもこの歌詞通りに頑張らなきゃ」って思わされるし、「もっともっと頑張ろう」とも思えてきます。個人的に好きな歌詞が、「どんなキラめく宝石にも負けない 素顔で立ち向かう」の部分。今は、本当にたくさんのアイドルさんたちがいます。だからこそ、その部分を歌うたびに「“はんなり”というミライスカートらしい“素顔”を魅力に、私たちも頑張らなきゃ」という気持ちにさせてくれます。

――れいにゃんは、どんな印象でしたか?

麗菜:最初にタイトルを聞いたときは、「可愛いポップな感じかな!?」と思っていたんですね。でも実際に歌詞を読んだら、言葉が力強いじゃないですか。そこに嬉しいギャップを覚えました。ギャップと言えば、振りもそうなんです。楽曲はテンポが速いんですけど、振りの中に、手をゆっくり動かす「はんなり」パートを入れてるんですね。もちろん、テンポに合わせた恰好いい振り付けもあるように、1曲の中でいろんな面を感じてもらえるから、そこにも注目して欲しいと思います。

――ミライスカートにとって「はんなり&POP」さは大切な要素ですもんね。

珠菜:そうなんです。楽曲自体は「POP」なんですけど、振りには「はんなり」な要素を活かしています。とくに振りの中の“はんなり”な部分で表現しているのが、「見返り美人」な動きなんですね。その言葉に似合う振りを私たちもやれるようにならなきゃと思っています。

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