【インタビュー】SUGIZO、LUNA SEAとソロを語る「最も重要な要素は“音”そのもの」

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満月となった2016年12月14日、新曲「HOLY KNIGHT」がSLAVE会員限定で配信スタートとなった。12月23日&24日さいたまスーパーアリーナ会場でのみCD販売される、LUNA SEA初のクリスマス・ソングだ。この日BARKSでは、特別に「HOLY KNIGHT」を語ったRYUICHIとSUGIZOのスペシャル記事が公開されていた。たくさんの人がそのインタビューに目を通してくれている中、我々編集部はSUGIZOのプライベートスタジオに出向き、改めてSUGIZOに話を聞いた。

◆SUGIZO 画像

■やり尽くした感はなかったけど
■当時はもう無理って感じでした

──今、BARKS記事の1位はSUGIZOのインタビューです。

SUGIZO:1位ですか? 嬉しい。「HOLY KNIGHT」の記事ですよね? ありがとうございます。急に配信したからね。しかもファンクラブだけで。

──18時から配信されましたね。今日は満月ですから。

SUGIZO:そうなんです。満月だから「今日配信リリースさせてくれ」ってスタッフから頼まれて。最初は「配信もライヴ当日がいい」と思っていたんですけど、「いやいや、満月の日に出すのがLUNA SEAだ」って説得されてね、「わかりました」と(笑)。

──満月にこだわっているのは、メンバーよりもむしろスタッフなんですか?

SUGIZO:僕もけっこううるさい方ですけど、スタッフはいつ満月でいつ新月か、ばっちり計算してますからね。おみそれしましたっていう感じで(笑)。

──SLAVE達も、満月の日は何かあるんじゃないかとそわそわしますが。

SUGIZO:前から、LUNA SEAとしてやりたかったことがふたつあったんです。ひとつがファンクラブだけのための曲を作ること。ファンクラブの人たちしか購入できない、会員の人たちに向けた曲を作りたかった。もうひとつはLUNA SEAとしてのクリスマスソングを作ること。どちらも何年も前から実現したかったんだけど、今回それを合体させちゃったっていうことですね。

──それは、ファンへのお礼の気持ち?

SUGIZO:もちろんそうです。来年でデビューして25年ですよ。ファンクラブも開設25年。これだけ第一線を走り続けていられること自体がただただ感謝しかありません。しかも僕らは終幕から2007年まで7年間一切活動せず、その間完全に凍結していたにも関わらず、その7年間もファンクラブは存続して待っていてくれていた。

──メンバー全員が各々精力的に活動していたことも、重要なポイントと思いますが。

SUGIZO:でもLUNA SEAがまた息を吹き返す保証はまったくなかったわけだから。それでも、ファンクラブという形で1万人以上の人たちがLUNA SEAの看板をずっと守ってきてくれたから、僕らはここに帰ってこれた。僕らがこうやって生き長らえているのは、実はファンのみんながちゃんと居場所を確保してくれていたからなんですよ。本当に感謝以外の何ものでもないですよね。この感謝の気持ちをどう表現したらいいかわからないから、それを曲にしたかった。

──なるほど、「HOLY KNIGHT」にはそういう明確な思いがあったんですね。でも、解散ではなく終幕だったから、SLAVE達も待っていたんだと思います。「いつかまた集結しようぜ」という思いが、口に出さずとも皆の中にあったのではないかと。

SUGIZO:そうですね、それを望んでるメンバーもいたとは思います。少なくとも僕の中には永遠になかったけど。

──え? なんで? やり尽くした?

SUGIZO:いや、やり尽くした感は全然なかったけど、あれ以上演りたくなかった。

──ぶつかることが多かった?

SUGIZO:当時は、もう無理って感じでした。

──ど、どういうことですか? ソロで演りたかった?

SUGIZO:それも曖昧でしたね。一番やりたかったことは、映画やアニメの音楽作家として成功すること。残念ながらその夢は未だ叶っていないから、まだまだ走ってるんですけどね。あのね、僕は「ロックバンド気質じゃない」と思うんですよ、たぶん。

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