米津玄師、幻想ひろがる「orion」MVが完成。監督に山田健人

米津玄師がニューシングル「orion」（2月15日発売）のミュージックビデオを公開した。

◆米津玄師 「orion」MV

ミュージックビデオは映像作家の山田健人が監督を務めた。タイトル「orion」の、星座をモチーフとした電球がちりばめた屋内の世界から、ランドリーマシーンを通じて、星空のきらめく広大な海のシーンへと開ける、ファンタジックでありながら雄大な作品だ。大切な人達との繋がりを星座のように結んで欲しいと願うこの曲の最後は、朝日で彩られている。

今作のMVを手掛けた山田健人監督は、「星空に祈りを捧げる行為は、古来から人の生活のすぐそばにあります。誰かと結ばれたいという祈りは、それだけの思い出あってのものです。今回は男女の思い出を、その時着ていた服という、これもまた生活に密なモノに例え、星の動きをランドリーマシーンに結びつけました。真冬の海を背景にしたシーンの美しさは圧巻です。」とコメントを残している。

MVの後半部分、海辺のシーンは九十九里浜で撮影。大寒波の中、朝焼けをバックにしたシーンの撮影のため、真冬の早朝にスタンバイし敢行した。

本作の表題曲はTVアニメ『３月のライオン』第２クールエンディングテーマとして起用され、ジャケットも米津本人による書き下ろしイラストが話題となっている。


■監督：山田健人（ヤマダケント）
映像作家、1992生まれ、東京都出身。
独学で映像を学び、現象学的な考え方を軸にした制作を行う。
2015年より映像作家として活動、yahyelのメンバーとしてVJも務める。通称：dutch_tokyo（ダッチトーキョー）http://kentoyamada.com