【インタビュー】doa、11thアルバム『ISLAND』完成「描いたのは心の休憩時間」

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■夏にツアーをするのは久しぶり
■より気持ちもあがるんじゃないかな

──では、ギターやベースのサウンド&プレイについても話していただけますか。

大田:ギターは難しい曲が多かったです。「愛LAND」のリズムパターンに合わせるギターとか「SATURDAY NIGHT FEVER」の腕がちぎれそうなアコギのストロークとか。「SATURDAY NIGHT FEVER」は、“ジャンジャンジャン ジャカジャカジャン”と弾いているんですけど、それがキツくて、ライブでやったらたぶん腕がちぎれる(笑)。ライブのときは、ちょっと手を抜いてもいいかな(笑)?

徳永:絶対ダメ(笑)。

吉本:それはあかんでしょう(笑)。

大田:……がんばります(笑)。

──がんばってください(笑)。先ほど話が出たように今回もアコギをフィーチャーした曲が多いですし、6弦のアコギと12弦のアコギを一緒に鳴らしていることも特徴になっています。

徳永:ウエストコーストなら12弦ギターだろうということで。あと、「You belong to me」とか「エンヤコラ」では、マンドリンも弾きましたね。アコギとかピアノは音が伸びてしまうけど、マンドリンとかウクレレは音が伸びずに“ポロンッ”と鳴るじゃないですか。そうすると隙間ができるんですよ、音楽の中に。例えていうと、ピアノとかアコギは生玉子みたいなもので、ご飯にかけると玉子ご飯になる。マンドリンだと、白いご飯にフリカケをかけたような感じなんですよね。ご飯とフリカケの両方を味わえる。ずっとピアノだと、玉子ご飯になるんです。

大田:……すごい例えだな(笑)。

徳永:えっ、そう? だから、心の隙間とか、まばらに木が立っている砂漠みたいな“間”を表現するには、マンドリンの音色が合うんです。

──「オンリーユー」のフィドル (バイオリン)もそうですが、“こういう曲調だから、こういう楽器を”という捉え方ではなくて、イメージを表現するための楽器の選択をされているんですね。

徳永:そう。たとえば同じ雲でも、うろこ雲と、入道雲と、すじ雲は違うじゃないですか。僕の中では、ペダル・スティールは、すじ雲なんですよ。ペダル・スティールが合う曲だから使おうではなくて、すじ雲を表現したいときに使う。

吉本:面白い。でも、きっと次からマンドリンがきたら、“あっ、フリカケきた!”と思うわ(笑)。「今度の曲、意外とフリカケ入ってるやん」みたいな(笑)。

徳永:「これはボトルネック?」「いや、すじ雲でいく」とかね(笑)。

──キテますね(笑)。徳永さん、ベースのサウンドやプレイに関してはいかがでしょう?

徳永:今回は難しい曲と、めちゃくちゃ簡単な曲と両極端という感じです。たとえば「愛LAND」は、全編白玉だけなんですよ。全音符を“ブゥーン”と弾くだけという。この間この曲のミュージックビデオを撮ったんですけど、「はい、弾いてください」と言われても“ブゥーン”だけだから、あとは踊りました(笑)。

大田:この曲のベースではどんな雲を表現したの(笑)?

徳永:いや、雲ではない。青空とか水平線とかだね。“ドォーン!”とした感じ(笑)。そんな「愛LAND」がありつつ「エンヤコラ」は簡単なようで、実はずっとフレーズを弾きながら歌わないといけないので、意外と難しいぞという。あとは、「SATURDAY NIGHT FEVER」は結構凝ったフレーズを弾いていて難しい。なんかね、ライブのことを考えないで作っているから、自分で自分の首を絞めているんですよ(笑)。

──とりあえずライブのことは考えないというスタンスも、doaの作品の魅力を高めていることがわかります。ライブといえば、7月16日から全国ツアーが始まります。『ISLAND』が良質な作品に仕上がったこともあって楽しみです。

吉本:僕のレース・スケジュールとの兼ね合いで、doaは冬にツアーをすることが多くて、夏にツアーをするのは久しぶりなんですよ。だから、今年のツアーはまた違った感触になるだろうし、より気持ちもあがるんじゃないかな。各地の皆さんと一緒に、2018年の夏のいい思い出を作ることを楽しみにしています。

大田:今回は久しぶりにいろいろなところをまわるので本当に楽しみです。北海道にも行くんですよ。夏の北海道とか、最高じゃないですか(笑)。滞在期間は短いけど、夏の北海道をしっかり味わいたいですね。もちろん、他の場所も楽しみで、毎回いいライブになるように個人練習をしっかりやろうと思っています(笑)。

徳永:3人で歌う魅力は音源よりもライブのほうが断然伝わるんですよ。ぜひそれを体感しにきてほしいですね。お客さんにも歌ってほしいし、思いきり歌うことで、その場にいるみんなと一つになれるといいな。あとは、夏のツアーなので、シェイブアイスを食べてライブに来ていただければと思います(笑)。

取材・文◎村上孝之



■11th オリジナルアルバム『ISLAND』


2018年7月4日(水)発売
GZCA-5282 3,000円(+税)
01. 愛LAND
02. HOME SWEET HOME
03. SATURDAY NIGHT FEVER
04. HERO
05. シアワセ
06. エンヤコラ
07. シェイブアイス
08. オンリーユー
09. You belong to me
10. BURNIN' BURNIN'
11. MAYDAY
12. Everybody 今この時を輝いて

■全国ツアー<doa LIVE Tour 2018 -ISLAND->

7月16日(月祝) 広島県・広島クラブクアトロ
開場16:00 開演16:30
7月21日(土) 愛知県・ダイアモンドホール
開場16:00 開演16:30
7月28日(土) 大阪府・Umeda CLUB QUATTRO
開場15:30 開演16:00
7月29日(日) 北海道・札幌 Space Art Studio
開場15:30 開演16:00
8月11日(土祝) 千葉県・千葉LOOK
開場16:00 開演16:30
8月14日(火) 東京都・新宿ReNY
開場18:00 開演18:30
9月17日(月祝) 福島県・いわきPIT
開場16:00 開演16:30
9月18日(火) 神奈川県・新横浜 NEW SIDE BEACH!!
開場18:00 開演18:30
9月24日(月祝) 福岡・Gats's7
開場16:00 開演16:30
▼チケット
前売 6,000円(税込/全自由(整理番号付)/ドリンク代別)
当日券 6,500円(税込/全自由(整理番号付)/ドリンク代別)
※全公演におきまして、6歳未満の方のご入場はできません。
※開場・開演時間は変更となる場合がございます。
一般発売:2018年6月23日(土)より各プレイガイドにて

■イベント<OTODAMA SEA STUDIO 2018 supported by POCARI SWEAT 〜地元の集い 2018〜>

8月12日(日) OTODAMA SEA STUDIO (神奈川県三浦市・三浦海岸)
OPEN14:00 / START14:45
▼出演
doa / WEAVER / クレイ勇輝 / つるの剛士 / ミノタウロス (OPENING ACT : ロザリーナ) ※出演順ではございません
▼チケット
前売 4,200円 / 当日 4,700円(税込/全自由[整理番号付])
※入場時、別途ドリンク代600円必要
※4歳以上はチケット必要
(問)OTODAMA運営事務局 03-6421-7735


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