【ライブレポート】民謡ガールズ、＜激情公演～第2章～＞でサプライズ発表「絆がより強くなりました」

次世代ボーカル＆ダンスグループ“民謡ガールズ”が8月19日、東京･新宿MARZにてワンマンライブ＜激情公演～第2章～＞を開催。2ndシングルリリースがサプライズ発表されるなど、200名のファンとともに盛り上がった同公演のレポートをお届けしたい。

◆民謡ガールズ 画像

長良マネジメント所属の民謡ガールズは、民謡を習っている民謡メンバー、歌とダンスを得意とするガールズメンバーから構成される平均年齢13歳のボーカル＆ダンスグループだ。日本中に民謡ガールズ･ブームを巻き起こし、世界中にジャパニーズカルチャーを広めるべく精力的な活動を展開している。

この日のライブは7月から始まった定期公演＜激情公演＞の第2弾ということで、8月にふさわしく夏にまつわる楽曲を入れ込んだ構成が中心となった。メンバーのかこがオーストラリアへ2週間の研修旅行のために10名でのステージとなったが、「気持ちは11人のつもりで、がんばります！」といずみが意気込みを語り、まずは全員でキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」のカバーから元気にスタート。


続いては、この日の目玉企画“メンバーが4チームに分かれてのカバーコーナー”へ。定期公演第1弾で正規メンバーに昇格したりょう、まつり、りおの3名でZONEの「secret base～君がくれたもの～」を披露。さらに、ゆうあといずみが懐かしのアニメソング「魔女っ子メグちゃん」を歌唱するなど、可愛らしい振付に場内が華やかなムードへ。そして、三味線のらむと、みのり、りなの3人でももいろクローバーZの「ワニとシャンプー」を扇子をふりながら元気に歌唱。コーナーの最後はゆとりのギター演奏に合わせて、みやびがDAOKO×米津玄師の大ヒット曲「打上花火」を歌唱して客席を沸かせた。

夏祭りのお面をモチーフにしたオリジナル曲「お面めんめん」、「zashikiwarashi」の歌唱後は、毎回恒例になりつつあるファンの写真撮影OKタイムへ。オリジナル曲「いよ――っ！かぶき者」を歌唱中、ファンはスマートフォンやデジタルカメラを向け、思い思いに撮影を楽しんだ。その後はファンをバックに記念撮影する場面も。ラストにオリジナル曲「ここはジパング☆摩訶不思議」と「SAKURA☆騎士」を歌唱して本編の幕を閉じた。


アンコールでは、9月9日に開催される＜日韓交流おまつり2018 in Seoul＞に出演するメンバーの発表も。これは、7月の期間限定でメンバーそれぞれがSHOWROOMの個人アカウントから配信し、上位5人が出演できるという企画。参加メンバー6名のうち、まつり、みやび、らむ、みのり、ゆとりの5名が＜日韓交流おまつり2018 in Seoul＞へ出演することが決定した。

なお、出演権を逃してしまったりなが、9月30日に実施される定期公演＜激情公演～第3章～＞の企画コーナーをプロデュースすることも明らかとなった。同企画コーナーではりなのソロ歌唱と、りなのプロデュース企画が行われるとのこと。指名されたりなは、急な発表にうろたえながらも「がんばります！」と笑顔を見せた。さらに、今回ライブに出られなかったかこからのビデオメッセージも上映される場面も。

サプライズ発表は、この直後に。2ndシングル「ミライ」を11月28日にリリースすることがアナウンスされ、1stシングル(6月27日発売)から5ヵ月という速さでのシングルリリースに、メンバーもファンも驚きを隠せないといった表情をみせた。2ndシングル「ミライ」はジャケットとカップリング曲違いの“みんがる盤” “民謡盤” “ガールズ盤”の3タイプで発売されるとのこと。なお、表題曲「ミライ」は8月31日に出演するイベント＜第11回ハマサイト夏祭り＞にて初披露されるそうなので、こちらもお楽しみに。


アンコールは富山県民謡「こきりこ節」と1stシングル「キラリ☆夢音頭」を披露し、メンバーのゆうあが「先日みんなで合宿をしました。ダンスを合わせたり、一緒に泣いちゃったりとメンバーの絆がより強くなりました。なぜ泣いたかは想像にお任せします」と笑わせつつ、「今後ももっと動員を増やしていって、目標である日本武道館でのライブに向かって頑張っていきたいと思います！」と意気込みを語った。

ワンマンの最後には、オリジナル曲「ウレシナミダー！」を歌唱。会場中のファンと一緒にタオルを振りまわしながら、全14曲のライブが大盛況のうちに終了した。

民謡ガールズは9月および10月にも定期公演を開催することが決定している。さらには11月24日、＜長良グループ×文化放送 ジョイントLIVE＞の1公演として＜激情公演～あなたが選ぶベスト10ライブVol.2～＞と題したリクエストライブを行う予定だ。