<Portable Scratch Session>、<DMC Japan Final 2018>と同時開催

ツイート

渋谷Wombにて行われた<DMC Japan Final 2018>メインフロアでは日本全国屈指のスクラッチャーが熱いバトルを繰り広げている中、<Portable Scratch Meeting>がラウンジフロアにて同時開催された。inMusicJapanが擁するDJブランドであるNumark・DenonDJ・RaneDJの3ブランドがPT01 Scratchを中心に来場者を出迎える構成となった。


開場後間もなく、本日の出演陣が設置されているPT01 Scratchでセッションが始まり、全国屈指のスクラッチャーたちのスクラッチセッションからこの<Portable Scratch Meeting>がスタートした。スタート直後はすでに行われているスクラッチセッションを見つめるばかりであった来場者も徐々にPT01 Scratchに触れはじめ、上手い下手ではなく、純粋に音楽、DJ、スクラッチが好きな多くの人々が共に楽しんでいるという光景に変化し、流れるビートに合わせてスクラッチをするのは、プロのDJだけではなく、経験者から初心者まで、さらには老若男女問わず、気軽にスクラッチを楽しみ、その場で偶発的にスクラッチのセッションが行われる様子は、まさにスクラッチミーティングの名にふさわしい光景だった。



<Portable Scratch Meeting>は終始活気に溢れたイベントとなり、PT01 Scratchと共に、スクラッチミーティングの場をRane DJとDenon DJが彩った。DenonDJからはVL12 Prime、X1800 Prime、発表直後のSC5000Mが参考出品された。SC5000Mは今回が日本での初公開となり、その場にいた多くのDJ達の興味を惹いていた。



Rane DJからは、TWELVEとSeventy-TwoそしてMP2015がデモ機として展示され、初めてこれらの機材の実機を見ることになった多くの来場者はその感触を確かめるように実機に触れ真剣に機材に向き合う姿も印象深いものだった。(画像DMC05)今回の<DMC Japan Final 2018>と同時開催となった<Portable Scratch Session>は、開催場所とタイミングにより、トップスクラッチャー達のスキルを目の前で自分と同じ目の高さでスクラッチ・DJ文化を体験できたとても良いイベントになり、日本のDJ・スクラッチに対する敷居の高さを和らげる事ができたのではないかと思う。また、普段楽器店に展示してあっても中々思う存分試すことができない機材にを間近で体験できたDJ達にとっても貴重なイベントになったであろう。

◆DMC Japan オフィシャルサイト
◆InMUSIC Japan オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス